TOP >
ニュース > TED、異常判別プログラム自動生成マシンに多値判別モデル生成機能を追加した「CX-M ver4.0」を販売開始
製造業などで予知保全を行う場合、装置の振動や音、センサーなどの時系列データを解析して、特徴を捉え判別モデルを生成するが、従来のやり方では「正常」「異常」などの2値の状態判別が中心で、複数の状態の判別を行いたい場合は、それぞれの状態を判別するモデルの生成と運用管理が必要である。
東京エレクトロン デバイス株式会社(以下、TED)は、予知保全を実現する異常判別プログラム自動生成マシン「CX-M」に、複数の状態判別ができるモデルを自動生成する「多値判別モデル生成機能」を追加し「CX-M ver4.0」として提供を開始した。
CX-Mは、時系列データを入力すると「データクレンジング」「特徴の抽出」「機械学習による判別モデル作成」「判別精度検証」を独自ソフトウェアで行い、異常判別プログラムを自動で生成する専用マシンである。
これにより、利用者はデータ分析技術の知識がなくても、数値データを用意するだけで自社基準の設備状態を判別するプログラムを生成できる。生成した異常判別プログラムは出力することができ、製造現場や、自社のシステムに組み込むなど任意の環境での利用が可能だという。
今回追加された多値判別モデル生成機能では、複数の状態データを学習することで多値判別モデルを生成し、装置データの「正常」「準正常」「異常1」「異常2」などの複数の状態判別を1つのモデルで行う。
なお、利用者向けに購入前にCX-Mによるデータ分析診断を提供しており、利用者のデータを利用した場合の分析結果を確認することができるという。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTNEWSは、毎日10-20本の新着ニュースを公開しております。
また、デジタル社会に必要な視点を養う、DIGITIDEという特集コンテンツも毎日投稿しております。
そこで、週一回配信される、無料のメールマガジン会員になっていただくと、記事一覧やオリジナルコンテンツの情報が取得可能となります。
- DXに関する最新ニュース
- 曜日代わりのデジタル社会の潮流を知る『DIGITIDE』
- 実践を重要視する方に聞く、インタビュー記事
- 業務改革に必要なDX手法などDXノウハウ
など、多岐にわたるテーマが配信されております。
また、無料メルマガ会員になると、会員限定のコンテンツも読むことができます。
無料メールから、気になるテーマの記事だけをピックアップして読んでいただけます。
ぜひ、無料のメールマガジンを購読して、貴社の取り組みに役立ててください。
無料メルマガ会員登録
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。
DX実践ノウハウ解説
BPMSで、業務改善にとどまらない、業務改革を行う方法
DX実践講座
業務プロセス改善のDXで使う「ECRS」とは、具体例や使い方を解説
業務改善のためのDX、5つの基本ステップ
DX人材の6つの役割と必要なスキル
DXを加速する、アジャイル型組織とは
攻めのDX、守りのDX
DX戦略を作るのに必須となる、5つのビジネスフレームワーク
DX時代の正しい事例の読み解き方(事例マニアはNG)
DXトレンド解説
メタバース、VR・ARの基礎と活用事例
ウェアラブルとは?ウェアラブルデバイスのビジネス活用事例10選
DXとは?本質をわかりやすく解説
IT、IoTとICTとの違い
スマートホームの基礎とトレンド
VUCA時代を生き抜くための、デジタルトランスフォーメーションとIoT
国内・海外スマートシティDX事例10選
都市のDXが進む「スーパーシティ」構想とは?