シャープ、AIで蓄電池の充電を制御し、太陽光発電システムの余剰電力を効率的に活用するサービス「COCORO ENERGY」の提供を開始

シャープ株式会社が5月24日より提供開始するスマートホームサービス「COCORO HOME」は、複数のクラウドと接続した家電をスマホから一括操作したり、利用者の好みや生活習慣を学習してシーンにあった操作の提案ができるサービスである。COCORO HOMEアプリでは、連携する家電や住設機器の状態を確認できるほか、各機器からのお知らせやおすすめ情報などがスマートフォンなどのタイムラインに届く。

そして今回、シャープはAIが予測した太陽光発電システムの余剰電力量に応じて、クラウド蓄電池(以下、蓄電池)の充電を自動で制御するクラウドHEMSの新サービス「COCORO ENERGY」を2019年7月31日より無料で提供開始する。同サービスを利用することで、余剰電力を効率的に活用し電力会社からの電力購入を抑え、電気代の削減に貢献できる。
シャープ、AIで蓄電池の充電を制御し、太陽光発電システムの余剰電力を効率的に活用するサービス「COCORO ENERGY」の提供を開始
同サービスは、クラウド上のAIが翌日の日射量の予報値から、太陽光発電システムの発電量を予測する。そして各家庭の日々の生活パターンに基づき推計した消費電力量を、予測した発電量から差し引くことで、翌日の余剰電力量の予測ができる。夜間に蓄電池を充電する際、満充電にせず、予測した余剰電力量分を空き容量として残しておくことで、翌日の余剰電力を効率的に蓄えることが可能となった。

エコキュートが設置された家庭では、余剰電力を蓄電池に充電すると同時に、お湯も沸かすことができる。夜間などの太陽光発電システムの発電量が低下する時間帯に蓄えた電気やお湯を使用することで、発電した電気を効率よく自家消費できる。

また、ECHONET Lite規格に対応した家電や住設機器を、在宅時や外出先でもスマートフォンなどから遠隔操作することができる。これまでのクラウドHEMSで対応していたエアコンやエコキュート、電動窓シャッターに加え、YKK AP株式会社の電気錠やリンナイ株式会社のガス給湯器、ハイブリッド給湯器にも対応している。万が一、鍵を閉め忘れても外出先から施錠できるほか、帰宅前にお風呂のお湯はりを操作することも可能である。

さらに、COCORO HOMEのスマートフォンアプリとも連携可能で、毎日の太陽光発電システムの発電量や家庭内の消費電力量をアプリから確認できる。気象警報発令時には、低電に備えた蓄電池の自動充電開始のお知らせがタイムラインに届く。

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