ソラコム、グローバルIoTプラットフォーマーへ ーSORACOM Discovery2019レポート1

クルマの位置情報から、販売から納車までのリードタイムのコミュニケーションを強化

ここで、ダイハツ工業株式会社 くらしとクルマ研究所 所長 役員の生駒勝啓氏が登壇し、SORACOM搭載デバイスをクルマにとりつけ、GNSSを活用して1cm精度でクルマの位置を把握する取り組みが紹介された。

ソラコム、グローバルプラットフォーマーへ ーSORACOM Discovery2019レポート1

この取り組みの目的は、顧客がクルマを購入した際、納車までの期間に感じるワクワク感を楽しく感じてもらうことだ。クルマが工場で製造され、ディーラーに運ばれた後、カーナビなどのカー用品が追加され、顧客の手元に届くわけだが、この期間で「今クルマがどこまできているのか」「どういう状態なのか」がわかれば、例えば納車直前に「フロアマットをお好きな柄に変えませんか?」といったアップセルのコミュニケーションも可能になるのだという。

ところで、こういったIoTにおける通信の利用に関して、「事業での利用」を意識すると、単に通信料金が安ければ良いとはならない。機密情報が流れることを前提としたセキュリティへの対策や、取得データの可視化など、事業利用を前提とした機能など多くの配慮が必要となる。

2015年からこの3年半で、多くの機能が実装されてきたことをIoTNEWSも追いかけてきたが、IoT利用を想定した際の機能については、「主要な要望には大抵こたえてきているな」という感覚があった。

昨年のDiscoveryの後も、来年を(つまり今年のDiscovery)をイメージした際に、「今後はアプリケーション分野やエッジ領域に進出していくのかな」と思っていたものだ。

ところが、実際はもっと大きなことが構想され実現されていた。

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