CACH、IoT技術を活用したひずみモニタリングシステム「ST-COMM」で地下工事現場での異常監視を開始

人不足や作業員の高齢化が進む中、工事現場では作業員による目視点検では軽微な変状を捉えづらい上、判断基準にばらつきが生じている。また、施工中の地下工事現場においては、止水壁には物の骨組である側壁を撤去後、及び浸水時に「人間の目で識別することができない応力」が発生する可能性があるため、日々の管理として止水壁にひずみセンサを設置し、監視を行う必要がある。

しかし、従来のひずみセンサーを用いた監視では「持ち運びにくい大型の計測器」「電源の設置」「観測建屋」などが必要になり、地下工事現場においてはその実施が困難とされていた。

CACH株式会社は、西松建設株式会社が施工中の地下工事現場において、人間では識別することができない異常を見つけることができる、ひずみモニタリングシステム「ST-COMM(エスティーコム)」による異常監視を開始した。

同サービスを活用することで、作業員の目視点検に頼ることなく、定量的なデータをもとに対象物の異常を検知することができる。その他の特長は以下の通り。

  • 質量は500g(電池含む)と片手で持ち運びができる大きさと重量
  • 電源不要。内蔵バッテリーで数年間の稼働
  • 観測建屋は不要。スマホでデータ確認や設定変更も可能
  • ソフトのインストール不要。スイッチONですぐに計測

これにより、i-Construction(※)を推進し、省人化・安全管理に貢献する。今後は、異常が確認された橋梁のモニタリング、修繕や修理工事前後における建築・土木構造物の施工品質の確認、配管やパイプ・太陽光パネル・エネルギー供給設備・船舶等の変形等への活用を検討している。

※ 「ICTの全面的な活用(ICT土工)」等の施策を建設現場に導入することによって、建設生産システム全体の生産性向上を図り、もって魅力ある建設現場を目指す取組み。

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