スマートウォッチとは、その活用事例

スマートウォッチとは、腕時計型の多機能なウェアラブルデバイスである。

調査会社Strategy Analyticsの発表によると、2019年第三四半期における世界のスマートウォッチ出荷台数は1,420万台で、前年同期比で42%の増加を記録している。

スマートウォッチでできること

各生体データの取得

取り付けられたセンサから生体データを取得することができる。心拍数や血圧などだ。

Apple Watchの新機種には、新たに心電図機能が搭載された。日本では医療機器としての認証が必要なため、利用可能になっていない。

心電図機能で発見できる疾患は、自覚症状が起きたときに心電図検査を行っても、短い検査時間では異常を発見できないこともある。そのため、定期検査を行ったり、24時間で計測を行ったりする。

心電図機能があるスマートウォッチを着用することで、日常的な計測が可能になり、変化点に気付きやすくなる。

運動データの取得

加速度センサーやGPSの情報から、歩数や距離、運動をしていた時間などを取得することができる。

自分の運動状態を可視化することによって、運動意欲を高めることができる。

時計としての機能

もちろん時計として利用する事もできる。Apple Watchの新しいモデルが、時計を常時表示できるようになったことで高評価を受けている。

手持ちのスマートフォンと連動させることで、電話やSNSの通知を受け取るようにできる機種もある。

スマートウォッチを活用した事例

個人で所有し、健康増進を目的として利用されるイメージの強いスマートウォッチだが、様々な分野で活用されている。

設備の稼働状況を通知

[参考記事]
シーイーシー、製造現場向けウェアラブル型作業者支援システム「SmartFollow」を提供開始

株式会社シーイーシーは、スマートウォッチやモバイル端末に対応した工場向けの作業支援システム「SmartFollow(スマートフォロー)」を提供している。

SmartFollowは、設備(工作機械、ロボット、PLCなど)の稼動情報とモバイル端末・ウェアラブル端末を連携し、緊急度・優先度の高いインシデントを、即座に工場内の管理者・作業者に通知するシステムだ。

国内主要メーカーのロボット・CNCに幅広く対応し、稼動状況・アラーム情報に基づいた迅速な意思決定と異常の早期発見を支援する。

作業者の安全を監視

[参考記事]
IBMがGarmin・Guardhat・ミツフジ・SmartConeとコラボレーション、ウェアラブルIoTで作業者の安全監視を支援

IBMは、ウェアラブルへのIoT技術の統合によって建設/採掘現場や工場などの危険な環境での作業者の安全性管理基盤を強化するために、Garmin Health、Guardhat、ミツフジ、SmartConeとコラボレーションを行うことを発表した。

ウェアラブル、スマート・デバイス、環境センサーからデータを準リアルタイムで収集し、IBM Maximo Worker Insightsがバイオメトリック・データと環境データを監視し、社員が危険やリスクにさらされていないかどうかの特定を支援する。

IoTを活用して、作業者を取り巻く動的な環境(熱、高さ、気候、ガスの各レベルを含む)で作業者の状況を把握することで、企業は、作業者の健康と安全を守り、また労災関連費用を適正化するこが可能になる。

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