家ナカ家電を一括管理する、最新「スマートリモコン」

スマートリモコンとは、家電とスマートフォンやスマートスピーカーをつなぐ中継地点のような役割を担うもので、家電のリモコンをスマートリモコンに登録することで、スマートフォンやスマートスピーカーから操作できるものだ。

また、スマートリモコン自体に温湿度センサーや照度センサーが内蔵されているものもあり、温湿度や電気の使用を可視化できることに加え、設定温度に達すると自動でエアコンを制御したり、暗くなったら照明をつけるという設定を行うことができる。

既存の家電をスマホやスマートスピーカーから一括操作できる点や、外出先から操作できる点などから、今購買が伸びている製品の1つだ。

様々なIoT商品を発売している+Styleでの人気商品ランキングでもスマートマルチリモコンというスマートリモコンが一位となっている(トップ画参照)

このスマートマルチリモコンは、ラトックシステムが監修を行っており、500以上のリモコンのプリセットを用意している。

そしてスマート電球やスマートロボット掃除機などとの連携をすることもできるため、従来の家電と最新の家電の垣根がなくコントロールできるという特徴を持っている。

[参考記事] +Style IoT商品人気ランキング、1位は既存家電をスマート化できるスマートマルチリモコン

そこで今回は、その他にも発売されている3つのスマートリモコンの紹介を行う。

設定をカスタマイズしていく

最初に紹介するのはLive Smartが提供する「LS Mini」だ。

スマートリモコン比較
LiveSmart ホームページより

Amazon AlexaやGoogle Assistantに対応しており、温度・照度センサー内蔵だ。

「朝決まった時間に照明をつける」「家を出ると自動で家電の電源をオフにする」といった自分でカスタマイズできるルール機能があり、必要に応じたルールの設定をすることができる。

また、AI機能が搭載されているため、普通の家電がAI搭載家電として使用することができる。

例えば睡眠中のエアコン使用をする際にこの機能を使えば、空調を自動でコントロールしてくれ、快適な温度を保ってくれる。

そしてLINEから操作できるというユニークな特徴を持っており、LINEのユーザーインターフェースに慣れている利用者はスムーズな操作ができるだろう。

Alexaとの親和性が高い

次に紹介するのはリンクジャパンが提供する「eRemote」シリーズだ。eRemote RJ-3、Remote mini、eRemote Proの3タイプを展開している。

こちらもAmazon AlexaやGoogle Assistantといったスマートスピーカーとの連携が可能だが、特にAlexaとの互換性がよく、最新機能の一早い実装などを行い、Amazonランキング大賞2018年上半期のAlexaスキルランキングスマートホーム部門で1位を獲得している。

また、別売りの温度、湿度、照度、音、空気質の5つのセンサーで環境を計測するeSensorとの連携が可能だ。

eRemote RJ-3

スマートリモコン比較

eRemoteシリーズの中では唯一温度センサーが搭載されているため、温度の可視化や温度設定機能を利用することができる。

Remote mini

スマートリモコン比較

Remote miniは、55mm×55mm×65mmと手のひらサイズの小型の形状だ。

また、シャープが提供するモバイル型ロボットのロボホンとの連携も行え、ロボホンに話しかけることで家電の操作が可能だ。

eRemote Pro

スマートリモコン比較

eRemote Proはコンセント型のスマートリモコンで、家電のオンオフを行うというシンプルな設計だ。低価格に家電のオンオフをだけを行いたいという利用シーンにおすすめだ。

またそのほかのeRemoteシリーズとの連携が可能なため、利用してみてからさらに機能の拡張をしたり、それぞれに行う設定を分けることでより便利な使い方ができる。

電流センサーが内蔵されているため、エアコンに流れている電流をeRemote Proの電流センサーが感知し、実際にエアコンが指示通り動いているのか(ONなのかOFFなのか)をスマホで確認することができる。

スタイリッシュでシンプルなUX

最後に紹介するのはコヴィアが提供するORVIBOスマートホームシリーズの「MagicCube」だ。

スマートリモコン比較
ORVIBOホームページより

まず特徴的なのは、ドイツiFデザインアワード2017・台湾ゴールデンピンデザインアワード2016で各賞受賞しているという小型でスタイリッシュなデザインだ。

また、スマートフォンからの操作、スマートスピーカーとの連動はもちろん可能だが、本体のクリック・ダブルクリック操作ができる。

外出する際ははダブルクリックして、全ての家電を一斉にオフするなどの指定をすることができ、細かな一工夫だが痒い所に手が届く訴求ポイントだ。

そしてORVIBOスマートホームシリーズのドアセンサー、赤外線センサー、カメラとの連動も可能で、「ドアが開いたら電気をオンにする」「赤外線で人を検知したら通知する」といった設定を行うことができる。

今後も対応センサーを拡大していくとのことで、幅広い使い方ができると考えられる。

このように、シンプルに言えば家電を操作することができるスマートリモコンだが、様々な機能や連携できるものが広がっており、使い方次第で様々な利用シーンが想像できる。

自分にとって必要な機能はなんなのか、所有している家電のメーカーが対応しているかなどを考えて購入することが重要だろう。

Previous

天地人と神明ホールディングス、宇宙技術を活用した農業の確立に向けて協業

今後必要とされるIT人材とは、デジタル人材育成の現状

Next