TOP >
要素技術 > 三菱電機、機器の知見や技術資産を一元化した統合IoT「ClariSense」を展開開始
現在、デジタルトランスフォーメーションの実現に向けてさまざまな分野でIoTシステムの活用が進んでおり、その市場規模は2022年には100兆円を越えると予測されている。
三菱電機株式会社は、付加価値の高い新たな製品やサービスの創出を目的とした統合IoT「ClariSense」を構築し、三菱電機および三菱電機グループ内に展開することを発表した。
ClariSenseは、三菱電機独自のAI技術「Maisart」やさまざまな機器に対する知見、セキュリティーなどの技術資産をIoTシステム統一設計ガイドラインやソリューションライブラリ(※)などに統合・一元的に整備したもので、今後さらに拡充していく。詳しい特長は以下の通り。
- 機器の知見や技術資産を統合・一元化することで、付加価値の創出を加速
当社が強みとする機器の知見やAI・セキュリティーなどの技術資産を、IoTシステム統一設計ガイドライン、ソリューションライブラリなどに統合し、ClariSenseとして一元的に整備・拡充する。ソリューションライブラリの機能の組み合わせなどにより、付加価値の高い新たな製品やサービスの創出を加速させていく。
- 実装形態に自由度を持たせ、機器やシステムの特性に応じたIoTシステムを開発可能
IoTシステムの構成とインターフェースのみを定義したIoTシステム統一設計ガイドラインにより、自由度のある実装形態を実現する。また、機器やシステムの特性、用途に応じたIoTシステム・ソリューションの開発が可能となり、信頼性や堅牢性が求められる社会インフラ向けIoTシステムやリアルタイムに問題を発見・解決するFA向けIoTシステム、ビル内機器からスマートフォンまで連携するビル設備管理向けIoTシステムなどに対応する。
- 標準APIを採用することで、グループ内外のシステムと連携可能
業界標準に準拠したAPIや通信プロトコルを採用することで、ClariSenseに基づき開発したIoTシステムとグループ内外のシステムとの連携が容易となる。システム連携により、顧客との連携や事業分野をまたがる統合ソリューションを効率的に実現するとした。
ClariSenseを三菱電機グループ内で共有・活用することで、迅速なIoTシステム・ソリューションの開発が可能となり、付加価値の高い新たな製品やサービスの創出を目指す。
※ ソリューションライブラリ:ソリューションに共通する機能を再利用可能な形にパッケージ化したもの
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTNEWSは、毎日10-20本の新着ニュースを公開しております。
また、デジタル社会に必要な視点を養う、DIGITIDEという特集コンテンツも毎日投稿しております。
そこで、週一回配信される、無料のメールマガジン会員になっていただくと、記事一覧やオリジナルコンテンツの情報が取得可能となります。
- DXに関する最新ニュース
- 曜日代わりのデジタル社会の潮流を知る『DIGITIDE』
- 実践を重要視する方に聞く、インタビュー記事
- 業務改革に必要なDX手法などDXノウハウ
など、多岐にわたるテーマが配信されております。
また、無料メルマガ会員になると、会員限定のコンテンツも読むことができます。
無料メールから、気になるテーマの記事だけをピックアップして読んでいただけます。
ぜひ、無料のメールマガジンを購読して、貴社の取り組みに役立ててください。
無料メルマガ会員登録
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。
DX実践ノウハウ解説
BPMSで、業務改善にとどまらない、業務改革を行う方法
DX実践講座
業務プロセス改善のDXで使う「ECRS」とは、具体例や使い方を解説
業務改善のためのDX、5つの基本ステップ
DX人材の6つの役割と必要なスキル
DXを加速する、アジャイル型組織とは
攻めのDX、守りのDX
DX戦略を作るのに必須となる、5つのビジネスフレームワーク
DX時代の正しい事例の読み解き方(事例マニアはNG)
生成AI活用ガイド
RAG技術で生産性を向上させるGoogleのAI「NotebookLM」とは?活用法や企業での活用事例も紹介
生成AIで無駄な会議をなくす?議事録にAI活用し「生産的な議論と問題解決の場」へと変革するヒントを紹介
最新の「Copilot」は何ができるのか?Microsoft AI Tour Tokyoで語られた活用方法
NVIDIA、新プラットフォーム「COSMOS」を発表、物理AIの時代における日本の存在価値 ーCES2025レポート2
【無料】デジタルでつながるビジネスの未来|10/18東京、11/14大阪|UCHIDAビジネスITフェア2024|セミナー&展示会
業務で活用されればされるほど企業の差別化要素となるAI実現へ向けた挑戦 ― 砂金氏インタビュー
PwCコンサルティングが「生成AIに関する実態調査2024」を発表、効果を実感している企業の特徴とは
ASUS、AI PC向けソリューション搭載PCを発表 ーCOMPUTEX2024レポート2
NVIDIAが台湾コンピュータ産業を牽引するか ーCOMPUTEX2024レポート1