フィットビット、ストレス管理目的の皮膚電気活動センサー内蔵のスマートウォッチ「Sense」を発売

昨今、3人に1人が心配事やストレスを体験し、ストレスによる心理的、身体的症状を持っていると言われている 。ストレスによる身体的負担は、時間の経過とともに、放っておくと高血圧、心臓病、肥満、糖尿病、そして、不安やうつ病といった精神疾患にかかるリスクを高める。

フィットビットは、ストレス管理に役立つ皮膚電気活動(以下、EDA)センサーを搭載したスマートウォッチ「Fitbit Sense」を発表した。9月10日より先行予約を開始し、10月2日より店頭にて39990円(税込)で販売される。

搭載されたEDAセンサーは、皮膚電気活動反応を測定することができる。 EDAスキャンアプリを使ってデバイスの表面に手のひらを乗せると皮膚の発汗量の電気量の変化を感知することにより、ストレスの原因に対する身体の反応の分析やストレス管理を支援する。 加えて、デバイス上でEDAをクイックスキャンするかFitbitアプリに表示されるEDAの反応グラフを確認することで、リラックス中に身体がどのような反応をするか確認できる。

また、Fitbit Senseの新しいストレスマネジメントスコアは、心拍数、睡眠、アクティビティレベルのデータをもとに、どのように身体がストレスに反応しているかを計算する。 スコアは1から100で示され、数値が高いほどストレスの身体的兆候が少ないことを意味する。点数に応じて、ストレス管理の方法(呼吸エクササイズやマインドフルネスのツールなど)が推奨される。

そのほかに、心房細動(AFib)という症状の兆候を見つけるために心拍リズムを評価する「ECGアプリ」や、心拍数の上限・下限の枠を外れた際に通知する機能、発熱等の兆候を知らせる機能、スマート機能(内蔵スピーカーとマイクで電話に出たりボイスコマンドでメッセージに返信、Amazon AlexaかGoogleアシスタントの選択、非接触決済など)を搭載しており、6日以上のバッテリー駆動が可能だ。

なお、フィットビットはFitbit Senseと同時に、GPS機能とGoogleアシスタントを追加したヘルスケア、フィットネス等の機能を搭載した「Fitbit Versa 3」を発売し、フィットネス用トラッカー「Fitbit Inspire 2」の強化も発表した。バッテリーの寿命が最大10日に延長し、Active Zone Mnutes(AZM/アクティブな心拍ゾーン)などのヘルス&フィットネス機能を追加している。

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