TOP >
ヘルスケア・医療 > ユニアデックス、閉域LTEのスマートフォンで院内通話とナースコールが連携可能なソリューションを開発
ユニアデックス株式会社は、閉域LTEとクラウド環境を用いて提供する「スマートフォンIPナースコール連携ソリューション」を提供開始した。
同ソリューションは、閉域LTEを活用したクラウド型内線通話・ナースコール連携サービスである。従来の構内PHSと同様に内線電話として使用できるだけでなく、ナースコールも着信する。IP電話の設定により一斉発信や、着信順番などを細かく設計することも可能だ。
最近のナースコール設備は、レガシータイプだけでなく、電子カルテと連動する高機能PCタイプまで、複数のラインアップが充実しているが、同ソリューションではレガシータイプに加えてPCタイプのナースコール機能もスマートフォンに連携している。ナースコール着信時にナースコールシステムのポップアップと同じ呼出情報をスマートフォンにもビジュアル表示できるため、看護スタッフに直感的な呼出情報を通知することができる。

また、内線/外線の通話、ナースコール着信・画像表示に加えて、遠隔ビデオ通話やチャット機能、Push to Talk(トランシーバー機能)などのアプリケーションを活用することができる。例えば、Bluetoothでのインカムなどを利用することにより、両手を使った作業をしているときでもナースコール対応や通話が可能だ。さらに、インスタント通話を活用すればお互いの状況が即座に把握できるなど、医療現場のコミュニケーションの活性化が期待できる。

同サービスモデルでは、PHSからスマートフォンへの置き換えだけでなく、スマートフォンに専用のSIMを挿すことでキャリアの電波を利用しつつ、通信の行き先や経路を限定することが可能な閉域のLTE網の中でシステムに接続することができる。これにより、これまでアクセス回線として敷設していた無線LANの導入コストを必要最低限に抑えることができる。
また、音声制御システムもクラウドで提供されるため、運用コストもオンプレミスでシステム構築するより削減できる。
今後ユニアデックスは、閉域LTEクラウドサービスモデルを含めた同ソリューションを拡販し、今後3年間で100以上の医療・介護機関への提供を目指す。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTNEWSは、毎日10-20本の新着ニュースを公開しております。
また、デジタル社会に必要な視点を養う、DIGITIDEという特集コンテンツも毎日投稿しております。
そこで、週一回配信される、無料のメールマガジン会員になっていただくと、記事一覧やオリジナルコンテンツの情報が取得可能となります。
- DXに関する最新ニュース
- 曜日代わりのデジタル社会の潮流を知る『DIGITIDE』
- 実践を重要視する方に聞く、インタビュー記事
- 業務改革に必要なDX手法などDXノウハウ
など、多岐にわたるテーマが配信されております。
また、無料メルマガ会員になると、会員限定のコンテンツも読むことができます。
無料メールから、気になるテーマの記事だけをピックアップして読んでいただけます。
ぜひ、無料のメールマガジンを購読して、貴社の取り組みに役立ててください。
無料メルマガ会員登録
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。
DX実践ノウハウ解説
BPMSで、業務改善にとどまらない、業務改革を行う方法
DX実践講座
業務プロセス改善のDXで使う「ECRS」とは、具体例や使い方を解説
業務改善のためのDX、5つの基本ステップ
DX人材の6つの役割と必要なスキル
DXを加速する、アジャイル型組織とは
攻めのDX、守りのDX
DX戦略を作るのに必須となる、5つのビジネスフレームワーク
DX時代の正しい事例の読み解き方(事例マニアはNG)
生成AI活用ガイド
RAG技術で生産性を向上させるGoogleのAI「NotebookLM」とは?活用法や企業での活用事例も紹介
生成AIで無駄な会議をなくす?議事録にAI活用し「生産的な議論と問題解決の場」へと変革するヒントを紹介
最新の「Copilot」は何ができるのか?Microsoft AI Tour Tokyoで語られた活用方法
NVIDIA、新プラットフォーム「COSMOS」を発表、物理AIの時代における日本の存在価値 ーCES2025レポート2
【無料】デジタルでつながるビジネスの未来|10/18東京、11/14大阪|UCHIDAビジネスITフェア2024|セミナー&展示会
業務で活用されればされるほど企業の差別化要素となるAI実現へ向けた挑戦 ― 砂金氏インタビュー
PwCコンサルティングが「生成AIに関する実態調査2024」を発表、効果を実感している企業の特徴とは
ASUS、AI PC向けソリューション搭載PCを発表 ーCOMPUTEX2024レポート2
NVIDIAが台湾コンピュータ産業を牽引するか ーCOMPUTEX2024レポート1