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富士通、電子カルテシステムと連携した「オンライン診療ソリューション」を販売開始

現在、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、感染への恐れから患者が医療機関の受診を控える傾向が広がっており、治療中の慢性疾患の進行や初期診療の遅れなど様々な問題が発生している。

このような状況を受けて厚生労働省は、2020年4月10日より初診から電話や情報通信機器を活用したオンライン診療を新型コロナウイルス感染症収束までの時限的・特例的な対応として認めており、映像によるオンライン診療については、新型コロナウイルス感染症収束後も初診を含め原則解禁する方向性が示された。

富士通株式会社は、新型コロナウイルス感染症などに伴う院内の感染防止対策や医師の働き方改革を支援するため、診療所から大規模病院まで富士通の全ての電子カルテシステムと連携した「FUJITSU ヘルスケアソリューション オンライン診療ソリューション」を販売開始した。

同ソリューションは、患者がスマホアプリで診療予約から会計までを行える2016年から提供中の「FUJITSU ヘルスケアソリューション HOPE LifeMark-コンシェルジュ」とセキュアに連携する。医療機関は、患者の診察予約に基づき、HOPE LifeMark-コンシェルジュを通じてオンライン診療で利用するビデオ通話システムのURLを患者に自動送付する。患者はそのURLにアクセスすることで、オンライン診療を受診できる。

また、患者が利用者情報をHOPE LifeMark-コンシェルジュのアプリ上に登録することで、診療予約から予約状況の確認や変更、クレジットカード情報登録による会計までをスマートフォン上で行うことができる。これにより、患者はスマホアプリ上で診療予約からオンライン診療、会計までを一気通貫で実現し、医療機関へ来院することなくオンラインで受診可能だ。

さらに、2020年度中に富士通の電子カルテシステムと同ソリューションを連携させることで、医療機関は電子カルテシステム上からのビデオ通話システムの起動や受付患者一覧でのオンライン診療の患者管理などが可能になり、院内業務の効率化を実現する。

富士通は今後、同ソリューションの機能を順次強化し、2020年度中に富士通の電子カルテシステム上からのビデオ通話システムの起動や、受付患者一覧でのオンライン診療の患者管理、院外薬局や患者宅への処方箋送付の機能などを提供する予定だという。また、クラウド型の電子カルテシステム「FUJITSU ヘルスケアソリューション HOPE Cloud Chart」と「オンライン診療ソリューション」との連携も予定している。

なお、同ソリューションの提供価格は150万円からとなっており、2025年度末までに850施設への提供を販売目標として掲げている。

プレスリリース提供:富士通

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