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大日本印刷、地域共創型まちづくりを推進するXRコミュニケーション事業を開始

昨今、様々な社会変化の中、ニューノーマルの構築が進んでいる。中でも時間や距離による制限を受けない仮想空間を活用したサービスが拡大している。

また、IoTなどを活用して現実の情報をリアルタイムに仮想空間に反映し、リアルとバーチャルの2つの空間を鏡像のように存在させる「ミラーワールド」のサービスも誕生しており、今後も拡大していくと予測されている。

大日本印刷は、現実の街と並列で仮想の街・施設を開発する自治体や施設管理者公認のXRコミュニケーション事業を開始すると発表した。

VR、AR、MRなど、リアルとバーチャルの融合によって、現実の地域や施設が持つ価値や機能を拡張させ、生活者に新しい体験価値を提供し、地域創生につなげる「地域共創型XRまちづくりPARALLEL CITY(パラレルシティ)」を推進するという。

大日本印刷は、地域と連携し、北海道札幌市北3条広場(4月末予定)と東京都渋谷区立宮下公園(5月末予定  トップ画:開発中のイメージ)において、XRコミュニケーション事業を展開する空間のオープンを予定している。

大日本印刷、地域共創型空間を開発するXRコミュニケーション事業を開始
札幌市北3条広場 開発中のイメージ

XRコミュニケーション事業の提供価値

  1. 多様性に富む新しい「場」を構築し、誰もが安全・安心に過ごせる快適な空間を提供
    地域共創型XRまちづくりPARALLEL CITYを推進するにあたり、空間の構築に必要な機能を備えたXRロケーションシステム「PARALLEL SITE(パラレルサイト)」を提供する。
  2. 共創による表現の拡張や良質なコンテンツの発信により新たな文化価値を創造
    アニメ・マンガ・ゲームなどのコンテンツホルダーと協業し、コンテンツの魅力を発信する事業を推進していく。また、デジタル処理技術を活用した国内外の美術館・博物館の所蔵作品や有形・無形の文化遺産に関するアーカイブ事業と、それらのデータをさまざまなメディアに展開する事業も行う。今後は、地域の空間と連動したイベントなども企画していく。
  3. 新しいコミュニケーションにより人と情報の流れを促し、経済を活性化
    コロナ禍により非対面・非接触のコミュニケーションが求められるなか、新しいコミュニケーションサービスを提供する。リアルとバーチャルが連動して買い物が楽しめる「リテールテイメント」や、仮想空間での体験や鑑賞を実現する「バーチャル展示会」などを既に展開しており、これらのサービスと「PARALLEL SITE」で構築した自治体や施設管理者に公認された空間と連動させることで、地域交流の場を拡張していく。

今後は、自治体や地域のパートナー企業などと共創しながら、日本各地の街や施設の公認空間を開発していく。

2021年中に、渋谷区立宮下公園と札幌市以外にも複数箇所の立ち上げを予定しており、2025年までに全国30拠点の構築を目指すという。

また、各地の公認空間を基軸に、さまざまなXRコミュニケーション事業を展開していき、2025年度までに関連事業も含めて100億円の売上を目指すと発表している。

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