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パナソニック、ローカル5Gを活用した実証・検証が行える「Network Connect Lab」を開設

パナソニック株式会社コネクティッドソリューションズ社とパナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社は、Sub6帯域(4.6 GHz~4.9 GHz)を活用したローカル5G SA(スタンドアローン)システムやマルチアクセス制御の実証や検証を行える「Network Connect Lab」を、佐江戸事業場に開設した。

Network Connect Labは、実験試験局免許を取得したローカル5Gの通信エリアで、測定器などを活用してシステム評価が可能な環境を提供する。

具体的には、ローカル5Gによるロボットアームの遠隔操作や、変動の激しい無線環境下での映像伝送ソリューションといったデモ環境に加えて、複数の基地局、移動局の通信状態をモデル化し、システム全体の機能や性能の可視化を可能にする無線システムシミュレータも用意している。

これにより、ローカル5Gやその他無線ネットワークの有用性をシミュレートすることができる。

このNetwork Connect Labは、パナソニックが2021年4月より展開している新事業「現場マルチネットワークサービス」の一貫でもあり、同サービスを通じて取り組まれた検証済のソリューションやテクノロジーを、随時追加・公開していくことを検討しているという。

また「現場マルチネットワークサービス」では、2022年4月よりローカル5G、プライベートLTE、Wi-Fi6など複数の無線ネットワークを1つの5Gコアで制御し、統合的な提供を予定しており、その技術開発も進めていくとしている。

そして今後は、ネットワークシステムのみでなく、5G含む各種無線ネットワークを受信できるエッジデバイスや、それらを制御する業界別アプリケーションも併せて提供し、順次統合的な検証も行える場にしていく予定だ。

Network Connect Labの概要

特徴

  • ローカル5G、プライベートLTE、Wi-Fi等、マルチなネットワークでの検証環境
  • ユースケースを持込んでの検証が可能
  • パナソニックのエッジデバイスやソリューションでの解決策の提案

主な提供内容

検証スペース

5GやLTEを活用した検証や、高速・大容量の機能を検証するスループット測定など、持ち込んだ機器やアプリケーションの動作検証を行うスペースを提供

検証できる無線ネットワーク、設備

  • ローカル5G
  • 自営等BWA(シールドテント注1内での対応)
  • sXGP
  • Wi-Fi
  • シールドテント
  • 無線システムシミュレータ

※2021年6月時点

共創スペース

検証後の打合せや商談などが行えるスペースの提供

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