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サイエンスアーツの「Buddycom」とNSWの「RealWear」が連携、音声でスマートグラスを操作し映像と会話で現場を遠隔支援

株式会社サイエンスアーツが提供する、デスクレスワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」は、スマートフォンやタブレットを使ってその場の映像をリアルタイムにグループ全員に配信できる「映像PTT(以下、ライブキャスト)(※)」機能を2020年1月にリリースしている。

離れた場所でもワンタッチで早期に、かつ複数人に音声と映像を共有できるため、デスクレスワーカー遠隔支援のためのソリューションとして用いられている。

一方で、デスクレスワーカーの使用者からは、スマートフォンを手に持つことなく100%ハンズフリーでライブキャストを行いたい、目線の位置で映像を確認したい、手振れ補正のついているハードウェアでBuddycomを利用したいといった声が上がっていた。

このほど、Buddycomと、日本システムウエア株式会社が提供する産業用スマートグラス「RealWear HMT-1」が連携を開始した。

RealWear HMT-1は、音声で操作する100%ハンズフリーのAndroidスマートグラスである。目の前に映し出された情報を見ながら音声で操作することができるため、両手を自由に使う事ができ、特に「危険な場所での作業」「手が汚れる作業」「両手が離せない作業」などの場面に適している。

また、IP66、2メートルの落下に耐える耐衝撃性、16MPの4軸手ぶれ補正機構、通常使用でフルシフト(9~10時間)の運用に対応するバッテリーとなっており、Buddycomを利用しているデスクレスワーカーのニーズに応えられる仕様となっている。

今回連携したことにより、予めBuddycomをインストールしたRealWear HMT-1を用意するだけで作業者はライブキャスト機能をシンプルに利用できる。RealWear HMT-1の電源を入れ、「ライブを開く」「トークを開始」などの言葉を発するだけでBuddycomのライブキャストが操作でき、必要なメンバーに映像を共有して同時に録画を開始する。さらに、共有した映像を見ながら、グループ内のメンバーと音声でのやりとりが可能だ。

さらに、BuddycomはあらゆるOSに対応しているため、作業者はRealWear HMT-1を装着して映像を共有する際に受信者はスマートフォン、タブレット、PC(Windows版開発中、β版提供可能)でリアルタイムに映像を確認することができる。自動録画されているので保存期間内であればいつでも見返すことができる。RealWear HMT-1を1人1台配布するのか、現場に1台配るのかは現場のニーズに応じて自由に選択できる。

※ 映像PTT:PTTとは、Push to Talkの略で無線機やインカムの様に押しながら話す通話方式を指す。映像PTTはBuddycomでは、ライブキャストのことを指す。

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