少子高齢化が進む中、国内では労働力不足が社会問題となっており、特に労働集約型産業である流通・サービス業ではデジタル技術を駆使した業務効率化の推進が業界全体で不可欠となっている。また、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて消費者の価値観や行動は多様化しており、できるだけ非対面・非接触で買い物を済ませたい、レジで並ぶ手間や時間を省きたいというニーズが高まっている。
株式会社NTTデータと株式会社ダイエーは、NTTデータのCatch&Goサービス、および店舗上部のカメラと商品棚の重量センサーを用いて、レジを通すことなくキャッシュレス決済が可能な「ウォークスルー店舗」を2021年9月2日よりNTTデータ社内にオープンする。
同店舗では、来客がスマートフォンの専用アプリで表示したQRコードを入店ゲートでかざし、欲しい商品を手に取って退店するだけで自動的にクレジットカード決済されるため、レジ精算やバーコードのセルフスキャンなどの作業が不要となる。

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