ソラコム、用途別のIoT開発手順書「IoT DIYレシピ」が50種類の掲載を達成

株式会社ソラコムは、IoT活用のセルフラーニングを促進する目的で無料で公開している、用途別の開発手順書「IoT DIYレシピ」の掲載が50種類を超えたことを発表した。あわせて、IoT活用に対するユーザーの関心動向として、IoT DIYレシピの2021年度上半期アクセスランキングTOP10を発表した。

IoT DIYレシピでは、具体的に業務や生活で役立つシステムの開発手順書を提供している。RaspberryPiやArdino互換デバイスなどの手軽に入手できるデバイスを使い、IoTシステム開発を学ぶことができる。2020年2月から提供開始し、ソラコムが制作したSORACOM公式レシピの他、ユーザーが制作したMakersレシピも紹介することで、IoTを実践する開発者とともにその種類と学びの範囲を拡げてきた。

2021年度上半期アクセスランキングTOP10は以下のような結果となった。

順位 IoT DIYレシピ名 利用デバイス
1位 IoTで手軽な監視カメラシステム Raspberry Pi
2位 Raspberry Piに遠隔から安全にアクセス Raspberry Pi
3位 IoTでドアの開閉モニタリング SORACOM LTE-M Button Plus
4位 IoTで温湿度の可視化 GPS マルチユニット SORACOM Edition
5位 IoTで冷蔵庫・冷凍庫の温度監視 ビーコン対応 GPS トラッカー GW
6位 IoTで屋内の環境モニタリングをする LTE-M Shield for Arduino
7位 IoTで外部データを表示する情報端末 M5Stack Basic
8位 IoTカメラで計測機器のデータを可視化したい S+ Camera Basic
9位 【手軽にはじめる】IoTで車両のトラッキングがしたい GPSトラッカーRT299
10位 IoTでジェスチャーシステム Wio LTE JP Versio

1位、2位をRaspberry Piを使ったレシピが占めており、初心者向けデバイスとしての人気がうかがえる。その他にも通信搭載のIoTボタン、BLEセンサーゲートウェイ、センサー入りマルチユニットなど、はんだ付け加工などの専門的な作業なしで、始めやすいデバイスのレシピが上位にランクインしている。IoTシステムの種類としては「温湿度の可視化」「位置情報管理」「遠隔アクセス」といったビジネスユースにも応用できる内容のレシピにアクセスが集まっている。

ソラコム、用途別のIoT開発手順書「IoT DIYレシピ」が50種類の掲載を達成
IoT DIYレシピで利用されたリファレンスデバイス
(上段左から順に、Raspberry Pi、SORACOM LTE-M Button Plus、GPS マルチユニット SORACOM Edition、ビーコン対応GPS トラッカー GW、LTE-M Shield for Arduino、下段左から順に、M5Stack Basic、RT299、Wio LTE JP Version、S+ Camera Basic)

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