凸版印刷とハイフライヤーズ、バイタルデータなどを活用し保育園での園児の居場所や健康状態を可視化する実証実験を実施

近年保育園等では、子どものストレスや異変の可視化を通じた事故防止等の取り組みや、人の目や経験に頼らないシステムを導入することで、ヒューマンエラーを補う取り組みなどの導入が検討されている。

そうした中、凸版印刷株式会社と株式会社ハイフライヤーズは、保育園での園児の居場所や健康状態を可視化する実証実験を、2021年10月18日から11月12日まで実施し、データ活用の有効性を確認したことを発表した。

今回実施された実証実験では、ハイフライヤーズの運営する保育園において、凸版印刷が提供する位置情報とネットワークカメラの映像データによる動態管理サービス「ID-Watchy(アイディーウォッチー)」を活用し、登園中や園内の園児の居場所がモニターされた。

また、リストバンド型生体センサー連携によるデータ取得により、健康状態を把握できる「ID-Watchy Bio(アイディーウォッチーバイオ)」を活用し、脈拍、血圧、転倒検知、ストレスレベル等を計測。園児の急な体調不良の発見等に役立てられた。

凸版印刷とハイフライヤーズ、バイタルデータなどを活用し保育園での園児の居場所や健康状態を可視化する実証実験を実施
計測された心拍とストレス値の可視化イメージ。

凸版印刷とハイフライヤーズは今回の実証実験により、「保育中における園児のストレス異常値による状況把握」「転倒検知における原因把握」「バイタルデータ異常値による体調確認」といった要件が抽出され、園児の安全に役立てることができたとしている。

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