近年、豪雨や台風による水害などでの被害が発生しており、自治体においては、気象予測だけでなく水位予測を用いて、従来よりも早い段階で水害リスクを把握する必要性が高まっている。
そうした中三信電気株式会社は、株式会社MatrixFlowと提携し、電子機器とAI活用プラットフォーム「MatrixFlow」を活用した「水位予測AIソリューション」を開発。全国の自治体向けに2021年12月から提供を開始した。
「水位予測AIソリューション」は、水位センサから送られてくるリアルタイムの水位データ、過去の雨量などの気象実績データ、及び気象予報データを用いた機械学習により構築されている。

「MatrixFlow」の技術を活用することで、従来は「測定」に留まっていた河川水位の「予測」が可能となり、水位の増加を事前に察知することができる。

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