HAIPとJMAC-AI、AIホスピタルの社会実装に向けて「医療AIプラットフォーム」の第2期試行運用を開始

医療AIプラットフォーム技術研究組合(以下、HAIP)と日本医師会AIホスピタル推進センター(以下、JMAC-AI)は、「AIホスピタル」の社会実装に向けた取り組みとして、2021年8月に開始した第1期試行運用に続き、医療AIプラットフォームの第2期試行運用を開始することを発表した。第2期試行運用は、適用する医療サービスを追加し、協力する医師も50名程度と規模を拡大して、JMAC-AIを通して募集を開始する。

具体的には、医療AIサービスの社会実装に向けて、下記に示す内容の検証を予定している。

  • 画像データによる診断補助AIサービスについて、利用者を拡大して医療AIプラットフォームを用いて運用すること
  • 医師以外の入力時におけるAIによる問診支援や、医師による医学情報データベースの参照サービスを、医療AIプラットフォームを用いて運用すること
  • 医師間のコミュニケーションを支援したり、医師等が作成したコンテンツを共有したりするサービスを、医療AIプラットフォームを用いて運用すること

また、第2期試行運用では、株式会社プレシジョン・アンター株式会社・株式会社エムネス・エルピクセル株式会社の4社が提供するそれぞれのサービスを医療AIプラットフォームを通して医療機関に活用される。

さらに、サービス利用者の登録の仕組み、業務プロセスなどについては、第1期試行運用における協力者からのフィードバックを反映してプロセスを改善しており、その検証も行う。

第1期試行運用より継続して提供するサービス

  • LOOKREC(エムネス):ブラウザのみで稼働することができる100%クラウドベースのDICOM画像閲覧ビューワ
  • EIRL Brain Aneurysm(エルピクセル):脳MRA画像から脳動脈瘤診断を支援する医療AIサービス

第2期試行運用より提供するサービス

  • 今日の問診票with CDS(プレシジョン):診療録作成から3,000疾患700病状の所見、全処方薬情報検索までをサポートするAI問診票
  • Antaa QA(アンター):登録者3万7000人を超える、地域・診療所を超えた医師同士による質問解決プラットフォーム

上記サービスにより、読影時の見落とし防止や初診患者のカルテ作成時間の短縮、及び専門医への相談時間の短縮を実現し、医師の業務負担軽減に貢献する。

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