パナソニック、生産現場の変動要素を自律的にコントロールする工場へ向けた「NPM Gシリーズ」を発表

パナソニック スマートファクトリーソリューションズ株式会社は、生産現場の変動要素を自律的にコントロールする工場の実現へ向けた製品群、「NPM Gシリーズ」を、2022年2月16日より順次発売することを発表した。

「NPM Gシリーズ」の第一弾として、製品を生産する過程で品質に影響を及ぼす変化に追従し、生産を安定させる実装ライン用システム「APC-5M」を、2022年2月16日に発売する。

その後、印刷工程の自動化機能を備えたスクリーン印刷機「NPM-GP/L」(トップ画右)、実装部品を自動供給する「Auto Setting Feeder」、モジュラーマウンター「NPM-GH」(トップ画左)を順次発売し、これらを核とする新プラットフォームを構築する予定だ。

パナソニック スマートファクトリーソリューションズ
「NPM Gシリーズ」の4つの製品群が繋がった際のイメージ図。

「NPM Gシリーズ」の概要

モジュラーマウンター「NPM-GH」

小型軽量化した実装ヘッドにより、精度領域±15μmでの生産性(最大41,000cph、chip per hour:単位時間当たりで実行可能な搭載部品の総数)と、精度仕様±10μmを実現。また、操作画面の大型化及び、前後同時操作などが可能。

スクリーン印刷機「NPM-GP/L」

印刷精度±3.8μm、サイクルタイム12秒のはんだ印刷性能を実現。また、印刷工程の完全自動化機能をオプションで用意。印刷用のマスクを、最大10品種までストック可能な「マスクチェンジャー」をはじめ、はんだの自動供給・回収、基板を支える下受けピンの自動交換により、機種切り替えに必要な作業を自動化する。

「Auto Setting Feeder」

4mm~104mm幅の表面実装部品供給テープ(以下、テープ)に対して、カバーテープの自動剥離を可能とする。また、次のテープを供給するローディングユニットにより、前のテープが終了すると、次のテープを自動で補給する。さらに、専用台車を用いることで、現行のNPMやNPM-Xシリーズでも、本体を改造することなく使用が可能だ。

実装ライン用システム「APC-5M」

生産過程のバラつきをリアルタイムに監視し、ラインの変化を検出する。蓄積されたデータに基づき、分析・要因特定をし、経験則に従い、自律的に課題を解決。解決した経験はシステムに蓄積されていく。また、リアルタイム監視でユニットの状態に着目し、是正が必要なユニットと時期を判断し、稼働に影響がないタイミングで、設備のメンテナンス機能を実行したり、交換指示を行う予知保全を上位システムと連携して実現する。