YE DIGITAL、飼料タンク内の残量をセンサで管理・可視化する「Milfee」を本格提供開始

家畜の餌が入った飼料タンクの巡回は、毎日行う必要があり、新しいうちはのぞき窓から残量を確認できることもあるが、形の特性上高所作業なうえ正確な残量把握は難しく、次第にのぞき窓が汚れるなどして見えにくくなるという課題がある。

こうした課題により、各農場への巡回確認は飼料メーカーの負担となり、農場からの突発的な飼料の発注依頼を受けた際の配送人員の不足や在庫切れの可能性、配送計画を立てることが困難だという問題がある。

そうした中、株式会社YE DIGITALは、2021年9月より、農場に設置されている飼料タンク内の残量をセンサで管理し可視化する、飼料タンク残量管理システム「Milfee(ミルフィー)」を、一部畜産農場向けに先行提供している。

そして本日YE DIGITALは、導入農家からの意見を反映させ、設置性を改善した「Milfee」を、2022年4月より本格提供を開始することを発表した。

「Milfee」は、農場に設置されている飼料タンクの蓋の内側にセンサ通信機をとりつけることで、クラウドへ残量情報を送信する。そのため、畜産農家様や飼料メーカは、クラウド上で飼料残量管理を行うことが可能だ。

YE DIGITAL、飼料タンク内の残量をセンサで管理・可視化する「Milfee」を本格提供開始
「Milfee」のシステム概要図。

センサは大型タンクなど、様々な大きさのタンクに設置することができ、残量計測センサとYE DIGITAL開発の演算アルゴリズムを用いた飼料形状の推定により、砂時計のように真ん中から減るタンク内の残量を計測。マッシュ飼料(粉体形状)の計測にも対応している。

通信は省電力なLPWA(Low Power Wide Area)通信を活用しており、電源やネットワークの工事が不要。また、センサ通信機の小型化による設置性の向上により、強力マグネットを用いた固定のみで設置することができる。

さらに、受発注システムや育成管理システムなど、外部システムとの自動連携をすることで、既存のシステムへ飼料残量などの情報を受け渡すことも可能だ。