ソフトバンク株式会社は、同社が提供するAI映像解析プラットフォーム「STAION(スタイオン)」を活用したサービスの第一弾として、「リテール向けAI解析サービス Powered by STAION」を開発し、2022年5月26日から提供を開始する。
加えて、ソフトバンクが開発したAI映像解析機器の第一弾として、「STH01」も同日に発売される。

「リテール向けAI解析サービス Powered by STAION」は、AI映像解析機器、映像解析プラットフォーム、WEBアプリ(可視化ツール)で構成されている。
ネットワークカメラ(※)にAI映像解析機器を接続することで、現場に設置したAI映像解析機器により映像データを解析できるため、映像データをクラウドに上げることなくセキュアに解析することが可能。

サービス開始当初は、小売業界で活用できる、来店者の「人数カウント・属性分析」、売り場での「滞在時間計測」、デジタルサイネージの「視聴時間計測」の3つの機能を提供する。
これらにより、ユーザはカメラ映像を活用して、データに基づいたマーケティング施策の検討や効果検証を行うことが可能になる。
今後は、「リピート分析」や「商品棚分析」など、小売業界で活用される機能を順次追加する予定だ。
※接続できるのは、ネットワークカメラのインターフェースの標準化フォーラムであるONVIF(Open Network Video Interface Forum)が定める規格に準拠したカメラに限る。
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