NEC、腕を仮想キーボード化し非接触操作を実現する「ARmKeypad Air」を開発

NECは、ウェアラブルグラスを用いて、作業者の腕を仮想キーボード化し、非接触での操作を実現する「ARmKeypad Air(アームキーパッド・エアー)」を開発した。

アームキーパッド・エアーは、ウェアラブルグラスと画像認識技術を用いて、作業者の前腕に仮想キーボードを表示し、高速・高精度な操作性により、業務のハンズフリー化を実現。新技術は、タッチ(振動)での操作を可能とするこれまでの「アームキーパッド」に対し、非接触での操作が可能で、もの・衣服に直接触れられない無菌状態での作業が求められる現場、腕にデバイスを装着できない医療現場などで有効だという。

NEC、腕を仮想キーボード化し非接触操作を実現する「ARmKeypad Air」を開発

これまでのアームキーパッドと違い、非接触操作の実現により、無菌状態の維持や接触に伴う感染リスクの低減が求められる現場での活用に有効。また、前腕上に大きなキーエリアを配置できるため操作がしやすく、仮想キーボードであるため利用シーンに合わせてキーレイアウトを自由に変更でき、フリック操作による表示データの入替えなども可能。さらに、認識精度や認識速度にも優れ、スムーズにキー操作が行えるため音声入力が困難な騒音下での利用にも適している。

また、QRコードなどのARマーカ(その他、例えば企業のロゴなどでも可)のついた手元を画像認識することですぐに仮想キーボードが出現し、入力操作を開始できる。このため、ハードウェアコントローラのようにデバイスを取り出す、手に持つといった動作のために作業を中断することがない。また、ウェアラブルウォッチの着用も不要なため、腕にデバイスを付けることが不適切な現場で有効だという。

<活用想定例>
■製造現場
・デバイス装着により製品を傷つける可能性のある製品ライン
・接触による菌の転移が課題となる食品加工プロセス
・油などで手が汚れる作業現場 など
■医療現場
・接触による衛生面を気にする医療現場 など

NECは今後、アームキーパッドおよびアームキーパッド・エアーを活用し、製造・医療以外にも警備、流通など、ハンズフリーの作業が必要となる業種・業務の効率化に貢献していくという。なお、NECはアームキーパッド・エアーを、「国際モダンホスピタルショウ2016」(会期:7/13(水)~15(金)、会場:東京ビッグサイト)に出展する。

【関連リンク】
日本電気(NEC)

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