パナソニック、自律搬送ロボット「HOSPI」がシンガポールのチャンギ総合病院で稼働

シンガポール–(BUSINESS WIRE)–(ビジネスワイヤ) —

パナソニック アジアパシフィック株式会社の社内分社であるパナソニック システムソリューションズ アジアパシフィック社(以下、PSSAP)とチャンギ総合病院*以下、CGH)は、同病院の新棟の拡張を受けパナソニックが開発した自律搬送ロボット「HOSPI」の導入範囲を拡大した。

CGHがあるシンガポールは  「スマート国家」を目指すことを政府の方針としている。その中で両者は2015年2月より「HOSPI」の本格導入に向け共同で実証実験を行ってきた。

本日CGHは新棟を開設。このため入院患者が増加し、さらに誤配のリスクを未然に防ぐことが必要な医療品や検体、カルテ等の搬送を確実に行う事を目的に同ロボットの可動範囲を拡大する。また「HOSPI」は自動搬送であるため、24時間稼働が可能で、人員の不足や、人の手を必要とする医療活動により多くの人員を振り分けることができる。

パナソニックの自律搬送ロボット「HOSPI®」がシンガポールのチャンギ総合病院で稼働

 

■「HOSPI」の特長

・セキュリティ機能:
確実な搬送を実現するために、搬送物の取り出しはIDカードの照合を通じて行う。このため搬送物に対する「いたずら」や盗難、損傷等を防ぐセキュリティ機能を備えている。

・自動エレベータ乗降機能:
「HOSPI」は無線LANを備えており、エレベータの到着信号を受信して自動乗降すると共にCGHの複数の棟に分散している各施設の間を自動走行し、医薬品や検体を届ける。

・自律走行機能:
センサーを備え、院内マップデータがプログラムされている「HOSPI」は、車いすの患者などを含む様々な障害物を自動で避けて走行。また病院内の新しいルートの追加プログラムも可能で、将来的な変更にも柔軟に対応。自律搬送ロボット「HOSPI」はコントロールセンターとの通信・情報の伝達により、院内のどこにいても、常時その位置の把握と記録が可能。

今回の同ロボットの導入は、日本国外ではCGHが初の施設**になる。
**日本国内では、松下記念病院他2医療機関で稼働中。

 

PSSAPのアシスタントゼネラルマネジャーであるルビーナ・ガン氏は次のように語っている。

「シンガポールは、ソリューションの実証や共同開発を目指す企業から“生きた研究室”と呼ばれています。  パナソニックとしてチャンギ総合病院と共同で「HOSPI」の導入を進めていくことを嬉しく思っています。  今まで段階的に導入してきた“HOSPI”が、今後可動範囲が拡大していくことにより、医療従事者は時間をより患者さんのケアや処置に振り向ける事が可能になります。  医療アシストおよびロボット技術センター(CHART)の開設により、技術とソリューションが医療の分野で将来的に重要な役割を果たす事を実証していきたいと思います。」

 

CGHのアシスタントCEOであるセリーナ・シャー氏は次のように述べた。

「スタッフが高齢化する中、施設の規模が拡大し、移動距離が伸びつつある課題に対して“HOSPI”はシンプルで現実的な形で、院内の人手と時間の節約に貢献します。こうした自律ロボット技術の採用で、人的リソースの最適化と生産性の改善が可能になりました。」

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