エリクソン、三社との提携で中国ヘルスケアIoT用NB-IoTを導入[海外ニュース]

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膨大な人口や進んでいる高齢化社会は中国のヘルスケアに大きい負担をかけており、特に医療産業での人手不足、インフラ不足、医療サービスの地域格差という課題がよく取り上げられている。

近年、中国の大手技術会社やスタートアップがヘルスケア分野で活躍しており、患者対医師交流やコンサルサービス、病気管理アプリ、医療専門家用のソーシャルネットワークなどのデジタル医療サービスが提供されている。

中国政府も動きだし、2017年2月、中華人民共和国工業情報化部(MIIT)は4年間で健康管理サービスへの普遍的アクセスや在宅高齢者介護を可能にするスマートヘルスや高齢者介護産業を築く予定を発表した。

今回2017年3月22日にエリクソンが江蘇省の無錫(Wuxi)ハイテク産業開発区(無錫新区)、中国移動(チャイナモバイル)江蘇有限会社、アストラゼネカは「ヘルスケアIoTの戦略的な覚書」に調印し、ヘルスケアIoTを促進するパートナーシップを設立した。

中国の無線センサ・ネットワーク・イノベーション・デモ地区である無錫ハイテク産業開発区ではIoTは中心技術であり、国内・外大手企業を含め、IoTソフトウェア、製造やシステム統合に集中している800社以上が無錫市で支店を置いている。3つの最大テレコム業者と連携で無線都市プロジェクトが展開されている他、無錫市で国営研究・通信業者も存在感を増している。

2016年に大手生物製薬企業であるアストラゼネカが、戦略合作備忘録を締結し、中国商業革新センターの創立を発表したした以来、様々な会社と協力しながらサービスを展開してる。

今回、アストラゼネカがエリクソンと中国移動の協力で、NB-IoTという最新セルラーIoT技術を使って医療機器を繋げる予定だ。また、リアルタイム監視や設備管理を実現するため、ネットワーク端末管理システムが導入されるという。
エリクソンはEricsson Device Connection Platform (DCP)を使って、無錫市と江蘇省でヘルスケアIoTの基礎開発やイノベーションセンター設立に政府に協力するという。

今回のパートナーシップの目的は、呼吸、心血管、代謝、腫瘍、および消化疾患の領域で先端スマートヘルスソリューションを開発することだ。また、パートナーは公衆衛生に関する意思決定をサポートするため、ヘルスケアIoT分野でのビッグデータの開発・活用を促進するという。
一方、アストラゼネカは2017年に分野横断的なパートナーと提携し、IoTヘルスケア連合を設立する。

4社の連携がヘルスケアIoTを進めている企業や研究者の無錫市への移動を促し、ヘルスケアIoTの革新クラスターやヘルスケアエコシステムの設立を促進すると期待されている。

将来、無錫市で開発・実装されたヘルスケアIoTソリューションは江蘇省を始め、全国に展開される予定だ。

Source: Ericsson
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