自作の壁を越えろ(1):IoT見守りたまご「Talk Egg」をつくろう

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この企画は、IoTNEWSの小泉が体当たりでIoT製品を作る過程や、費用などを全部公開していくことで、IoT製品を作る人にとってよくある課題を実際にどう乗り越えていくかを追体験できるプロジェクトです。市場性がない、コストが高くつきすぎて続けられないなど、様々な理由でプロジェクトが中止になる可能性はありますが、それも含めてご容赦ください。

つくるもの:Talk Egg(仮)

IoTNEWSでいろんな取材をしていくなか、SORACOMという MVNO のサービスがリリースされることを知りました。
これは、センサーような小さなデータを送る場合に、定額のパケット通信料サービスではなく、使った分だけ支払うということができるサービスで、機器とクラウドサービスまでの経路もセキュアにできるという特徴があります。

これを見たとき、これまで通信料金が問題で導入が進まなかった様々な企画(実は10年以上前に某大手キャリアと共に、開拓をしていた時代があったのだが)を掘り起こし、今の技術で見直してみようというプロジェクトが社内で立ち上がったのです。

そんな中、子供(といっても、小学校低学年)がランドセルにぶら下げている防犯ブザーをもう少しインテリジェントにできたら、日常的に共働きで離れてすごしている親子の会話がもっとできたら、という課題に着目して、”Talk Egg(仮)”というものを作ってみよう!ということになったのです。

もちろんケータイ各社からこの手のモノは発売されていて、月額1,000円くらいで使えたりするのでなかなか厳しい市場だということも理解しているが、実際につかってみると小学校低学年の子には操作が難しそうな感じで、定型文のメールが送れたり、ボイスメールが送れたりする機能はあるのだけど、操作の階層が深く直感的ではない、という点にも着目しています。

 

企画の骨子はスライドシェアで見てほしい。

この段階では、親子だけでなく、祖父母ともトークができるという企画になっている。

Talk Eggは、簡単にいうと、子供も親も音声を録音して相手に送るという簡単なボイスメール機能を持つ防犯ブザーというところです。

当社はクラウドサービスや、スマートフォンアプリは開発ができるので、その部分は担当するが、機械設計や、筐体設計、開発や量産まで、自社ができないところは、適切なパートナーを探して一緒に動いてくれるところを探していくことにします。

IoTNEWSの「モノの作り手のインスピレーションをかきたて、仲間づくりを促進する」というコンセプトともピッタリ合致するだけに、まずは自社で取り組めることになったのが率直にうれしいですし。

今回の取り組みもいくらかかったかは随時公開していきます。

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