MAGLAB、IoTのセキュリティ対策を組み入れた「リユースPoC」を提供開始

株式会社MAGLABは、実施済みのPoCをプロトタイプ化したモデルを組み合わせる同社の「リユースPoC」において、株式会社ソラコムのSORACOM Junctionならびにトレンドマイクロ株式会社のセキュリティVNFを組み合わせることにより、新たにIoT利用時のセキュリティ対策を組み入れた「リユースPoC」の提供を開始した。また、セキュリティVNFの構築運用はクラスメソッド株式会社が行う。

「リユースPoC」にソラコム、トレンドマイクロのセキュリティ対策を組み入れた

MAGLABは、トレンドマイクロのセキュリティVNFを新たに「リユースPoC」内に搭載する。このことは、PoC環境の安全性を確保する点だけではなく、各社のサービスを積極的に利用することで国内外の利用機会と実例を増やし、製品のフィードバックを行いながら相互に製品レベルを上げていく取り組みの一つになるという。

なおこの取り組みは ソラコムが本年7月に発表したSORACOM Junctionによって初めて実現可能となった。また、セキュリティVNF環境の構築とEC2運用はクラスメソッドが実施し、本番構築運用時のノウハウと仕組み作りも並行して行われる。

各社の技術、サービス概要

MAGLAB「リユースPoC」

MAGLABが提供する「リユースPoC」とは、IoT/AI技術の投資判断において実施される実証実験が複雑化、高コスト化の傾向が増えつつある現在、実施済みのPoCを組み合わせて再利用することで、本番への移行率を向上させることを目的としたサービスプログラムだ。

課題を設定せずにPoCを実施することによりゴールが曖昧になり、プロジェクトが長期化しがちという問題を解決するために、ユーザーの解決したい課題をパートナーと共に調査を行い、その課題をベースとした「リユースPoC」を提供することで、解決したい課題に対して動作検証と設定済みな環境が提供され、実験の開始と分析が容易になる。

トレンドマイクロ「セキュリティVNF」

ネットワーク機能の仮想化を実現するNFV(Network Functions Virtualization)(※1)向けネットワークセキュリティ技術。同技術は、NFV環境で動作するセキュリティVNF (Virtual Network Function) (※2)だ。ネットワーク事業者は、同技術を採用することにより、侵入防御やアプリケーション制御などのセキュリティ機能を提供できる。

※1 汎用サーバ上で仮想化技術を使ってネットワーク機能を実現する技術
※2 ネットワーク機能を実現するためのソフトウェアパッケージ

ソラコム「SORACOM Junction」

IoT通信プラットフォーム「SORACOM」で提供されるサービスの1つ。SORACOM上のVirtual Private Gateway (以下、VPG)を通るパケットに対して、ミラーリング、リダイレクション、インスペクションの3つの機能を提供する。

顧客は、デバイスの通信の統計情報をもとに、通信の概況を把握、解析、異常検知ができる。また、パートナーのサービスを組み合わせて、もしくは顧客自身でマルウェアの脅威などに対処したり、アプリケーションごとに異なる通信制御を適用することも可能だ。

クラスメソッド「クラスメソッドメンバーズ」

ユーザー企業のAWSクラウド環境を総合支援するサービス。クラスメソッドのエンジニアによる導入支援や円建て請求書の発行、構築後の運用保守などをワンストップでサポートする。また、初期費用および各種代行手数料は無料で、EC2をはじめとするAWS利用費のボリュームディスカウントなど低価格での利用も可能だ。

【関連リンク】
MAGLAB「リユースPoC」
トレンドマイクロ「セキュリティVNF」
ソラコム「SORACOM Junction」
クラスメソッド「クラスメソッドメンバーズ」

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