ラスベガスで開催されていたCES2018レポートの第15弾はソニーのブースからだ。
最近、技術的に意欲的な製品を出すことが多いソニー。今回も、高精細なテレビや、ノイズキャンセリングヘッドセットなど、様々な展示がされていた。
IoTとしては、入り口すぐに展示されていた、Google Assistant連携をしたテレビとスピーカーが、様々なスマートデバイスと接続するという展示があった。
現在75型などの大型テレビが売れているという米国にあって、テレビに音声応答スピーカーの機能をつけるという取り組みは必須となるはずだ。
また、日本では先日公開された、イヌ型ロボットのaiboだが、世界では今回初公開となり話題を集めていた。
イヌらしい動きを取り込んでいて、飼い主が撫でると座ったり、話しかけると頭を向けたりと、細かな演出がされていた。
そして、コネクテッドカーの分野で、人の眼を超えるイメージセンサーが「クルマの眼」となるといった、高精度の画像処理技術を披露していた。
要素技術から完成されたロボットまで、様々分野、視点での「技術力」を見ることができた。
CES2018特集
1. モビリティからスマートシティを実現する、フォードの取り組み
2. 2018年に注目すべき3つの技術カテゴリー
3. HUAWEIの新スマートフォンMate10Proとスマートホームソリューション
4. スマートホームはハブ化の流れへ
5. VIAROOM HOME フランス発インテリジェントハブ
6. PLOTT AR技術を使ったリアルとバーチャルの融合
7. 5Gは未来を可能にするのか、クアルコム・百度・ベライゾン、トップの想い
8. 日本のユニークなセンシング技術を集結
9. ソースネクストの自動翻訳「POCKETALK」を試す
10. クアルコムのモバイルAIへの対応と最新プロセッサーの力
11. 「移動の再定義」が具体的に始まる日は近い
12. Intelの5Gを意識した取り組みと有人飛行のドローン
13. VR用素材を美しく作る、コダックの4K対応360°カメラ
14. 不在時の宅配物を守るIoTロックシステム
15. SONYは、スマートホームとaibo、車載イメージセンサー技術などで技術力をアピール
16. サムスンは生活シーンを意識したつながる家電を展示
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IoTNEWS代表
1973年生まれ。株式会社アールジーン代表取締役。
フジテレビ Live News α コメンテーター。J-WAVE TOKYO MORNING RADIO 記事解説。など。
大阪大学でニューロコンピューティングを学び、アクセンチュアなどのグローバルコンサルティングファームより現職。
著書に、「2時間でわかる図解IoTビジネス入門(あさ出版)」「顧客ともっとつながる(日経BP)」、YouTubeチャンネルに「小泉耕二の未来大学」がある。