ラスベガスで開催されているCES2018レポートの第五弾はフランス発インテリジェントハブ VIAROOM HOMEの紹介だ。
CES2018レポート4でも紹介したように、スマートホームはインテリジェントハブ化の流れができつつある。
デバイスをAPIレベルで取りまとめ、デバイスから出てくる情報をもとに、住人の行動を予測しインテリジェントにデバイスをコントロールするハブのことだ。
CTOのCristian Veliscu氏によると、「VIA ROOM HOMEは今年の1月からヨーロッパ各地で販売開始しており、4月より北米でも発売開始する」ということだ。
価格は、ヨーロッパで99ユーロ、米国では99ドルとなる予定。
利用方法
実際に写真にあるようなデバイスを連携すると、アプリの画面にデバイスが表示される。
そして、普通に生活をしていると、デバイスからデータを取り込み、自動的に行動がラベリングされていくという。
今後も、多くのデバイスを連携させていき、クラウド側の機械学習の精度も向上させていくことが期待される。
参考:VIAROOM HOME
CES2018特集
1. モビリティからスマートシティを実現する、フォードの取り組み
2. 2018年に注目すべき3つの技術カテゴリー
3. HUAWEIの新スマートフォンMate10Proとスマートホームソリューション
4. スマートホームはハブ化の流れへ
5. VIAROOM HOME フランス発インテリジェントハブ
6. PLOTT AR技術を使ったリアルとバーチャルの融合
7. 5Gは未来を可能にするのか、クアルコム・百度・ベライゾン、トップの想い
8. 日本のユニークなセンシング技術を集結
9. ソースネクストの自動翻訳「POCKETALK」を試す
10. クアルコムのモバイルAIへの対応と最新プロセッサーの力
11. 「移動の再定義」が具体的に始まる日は近い
12. Intelの5Gを意識した取り組みと有人飛行のドローン
13. VR用素材を美しく作る、コダックの4K対応360°カメラ
14. 不在時の宅配物を守るIoTロックシステム
15. SONYは、スマートホームとaibo、車載イメージセンサー技術などで技術力をアピール
16. サムスンは生活シーンを意識したつながる家電を展示
無料メルマガ会員に登録しませんか?

IoTNEWS代表
1973年生まれ。株式会社アールジーン代表取締役。
フジテレビ Live News α コメンテーター。J-WAVE TOKYO MORNING RADIO 記事解説。など。
大阪大学でニューロコンピューティングを学び、アクセンチュアなどのグローバルコンサルティングファームより現職。
著書に、「2時間でわかる図解IoTビジネス入門(あさ出版)」「顧客ともっとつながる(日経BP)」、YouTubeチャンネルに「小泉耕二の未来大学」がある。