CES2018レポートの第13弾はコダックブースからだ。
KODAK PIXPRO ORBIT360 4Kは、VR対応する上でのカメラとして、Facebook 360°フォト・アンド・ビデオとYoutube 360°ビデオにも対応している。
昨年OculusがCESからいなくなり、サンノゼにて自社イベントを行うようになった。それでというわけではないが、VRのコーナーが少し寂しい感じの印象を受けた。
もちろん、ヘッドセットの展示は例年通り何社もあるのだが、それなりに体験した人が多いからか、行列ができているといった数年前の光景はなかった。
その代わりというか、昨年9月のIFAでもあった傾向だが、360°カメラがいくつも展示され出していて、VRで再生するための映像をとるデバイスが市場にどんどん出てきそうな勢いを感じた。
VRの世界は、5Gが実現されることでリアルタイムに別の場所とつながることもイメージされているだけに、ここ数年で、撮影技術の進歩もどんどんすすんでいくことが予測される。
CES2018特集
1. モビリティからスマートシティを実現する、フォードの取り組み
2. 2018年に注目すべき3つの技術カテゴリー
3. HUAWEIの新スマートフォンMate10Proとスマートホームソリューション
4. スマートホームはハブ化の流れへ
5. VIAROOM HOME フランス発インテリジェントハブ
6. PLOTT AR技術を使ったリアルとバーチャルの融合
7. 5Gは未来を可能にするのか、クアルコム・百度・ベライゾン、トップの想い
8. 日本のユニークなセンシング技術を集結
9. ソースネクストの自動翻訳「POCKETALK」を試す
10. クアルコムのモバイルAIへの対応と最新プロセッサーの力
11. 「移動の再定義」が具体的に始まる日は近い
12. Intelの5Gを意識した取り組みと有人飛行のドローン
13. VR用素材を美しく作る、コダックの4K対応360°カメラ
14. 不在時の宅配物を守るIoTロックシステム
15. SONYは、スマートホームとaibo、車載イメージセンサー技術などで技術力をアピール
16. サムスンは生活シーンを意識したつながる家電を展示
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IoTNEWS代表
1973年生まれ。株式会社アールジーン代表取締役。
フジテレビ Live News α コメンテーター。J-WAVE TOKYO MORNING RADIO 記事解説。など。
大阪大学でニューロコンピューティングを学び、アクセンチュアなどのグローバルコンサルティングファームより現職。
著書に、「2時間でわかる図解IoTビジネス入門(あさ出版)」「顧客ともっとつながる(日経BP)」、YouTubeチャンネルに「小泉耕二の未来大学」がある。