手作りIoTからの脱却!IoT専業ベンダーによる、IoT技術者を目指す方のためのテクノロジーセミナー、開催決定![PR]

近年、大企業に限らず中小様々な規模の企業においてIoTの具体的な導入検討が始まっている。しかしながらIoT導入および利活用を推進するスキルセットをもった技術者の数は圧倒的に足りておらず、そのことがIoT普及の大きな足かせになっている。そもそもIoTの本質とは何か。そこを正しく捉えて理解できている人材が非常に少なく、またそれを学ぶ機会も限られてしまっている。このような背景を受けて、株式会社インフォコーパス(代表取締役社長:鈴木潤一、本社:東京都目黒区、以下インフォコーパス)は、IoT技術者を目指す方向けテクノロジーセミナーを開催することを決定した。


手作りレベルのIoT、硬直化したIoTの功罪

世の中を見渡すとIoTソリューションは数多くあり、徐々にではあるが成功事例も増えてきている。それはそれで好ましい傾向ではある一方で、「IoTで失敗した」とインフォコーパスに駆け込んでくる顧客は後を絶たない。話を聞くと、PoC(Proof of Concept)を試してみたがうまく社内に展開できなかった、という声が非常に多い。それもそのはず、従来までのIoTソリューションを細かく見ていくと、それらの多くが手作りに近いレベルであり、また柔軟性に欠けたソリューションであることがほとんどである。残念ながらIoTシステムの本質を捉えたものは非常に少ないのが現状である。

誤解があるといけないが、手作りレベルのIoTを否定するわけではない。手作りレベルで簡単に使えるIoTキットのおかげで、企業におけるIoTに対する意識やリテラシは少なからず向上したことは間違いない。
しかしながら、分かりやすさを追求した現状のIoTシステムの多くは機能や用途が限定されている。柔軟性や拡張性とはトレードオフの関係が成り立っている。そのため、上述のようにPoCを入れてみたものの、多種多様な用途に展開することができない、という状況が発生するのである。

垂直統合型のIoTと水平分業型のIoT

IoT技術者を目指す方向け テクノロジーセミナー[PR]

IoTは、垂直統合型アプローチと水平分業型アプローチに大きく分けられる。
従来まで多かったのは、垂直統合型アプローチだ。この場合、産業別・用途別に構成されることが多く、それぞれ個別のソリューションとして、センサーやゲートウェイ等のハードウェアからアプリケーションまで構成要素が最適化されている。また、ソリューションベンダーが一気通貫で提供できるため、IoT導入を行う企業としてはソリューションベンダーに「全部お任せ」がしやすい。しかしながら、きっちりと作りこまれて最適化されているがゆえに、後からの機能追加や構成の変更が容易ではなく、後付けの要件に合わせて新たに作りこんでしまうと結果としてコストが割高になりやすい、という側面がある。

一方、近年少しずつ増えてきているのが水平分業型アプローチである。各構成要素を柔軟に組み合わせて構成されるため、個別最適化された機能よりも汎用性が重要になる。汎用性が高い共通した要素技術を用いることで、個別のIoTシステム毎の作りこみ要素が少なくなり、また部分最適で小さく始めて後から全体最適で大きく拡張させることもできる。そのため、柔軟性が求められるIoTシステムにおいては、結果として垂直統合型に比べてコストを抑えることができる場合が多い。

尚、上記二つのアプローチは必ずしも明確に分かれているとは限らず、またどちらが優れているというわけではない。ただ、現在のIoTシステムの多くは、産業別、個別ソリューションとして、垂直統合型アプローチを中心に導入が進んでいるが、今後少しずつ水平分業型の採用が増えてくるとインフォコーパスは考えている。特にコスト制約が厳しい中堅・中小企業においては、個別最適化された垂直統合型のアプローチではなく、水平分業型の需要が増えてくると思われる。

爆発的に増えていくIoTデータをどう管理していくか

IoTデータは、従来のITデータと性質が大きく異なる。例えば、物理を学んだ人なら分かるが、センサーデータは自然界の物理量を測定している。その種類は非常に多く、またそれぞれに単位と範囲が規定される。そのようなIoTデータをどのように効率的に管理するのか、はIoTシステムを考える上で非常に重要である。直感的に理解できて種類も限られる従来のITデータと同じ管理手法では通用せず、新たにIoTシステムのための管理手法が求められる。

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近年注目を集めるIoTプラットフォーム

膨大なIoTデータを効率的に管理し、IoTシステム全体を統括する役割として、最近にわかに注目を集めているのがIoTプラットフォームだ。IoTシステムは従来のITシステムと違い、センサーやゲートウェイなどのハードウェアや近距離・広域ネットワークなど、多様な要素技術で構成されている。IoTプラットフォームの役割は、センサーデータの収集、蓄積、集約(整形、変換)、可視化、通知・制御となる。また、AIツールや分析ツール、業務アプリケーションなどの外部システムや異なる分野のデータなどと連携するハブ的な役割も期待される。

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IoTで失敗しないために

失敗しないIoTシステムを導入する鍵は、これらのことを体系的に理解しIoTシステムの本質を捉えることができる技術者の存在である。インフォコーパスが提供するテクノロジーセミナーは、まさにこの目的に沿ったコンテンツをコンパクトにまとめた内容となっている。

プログラム構成:

・IoTシステムの全体像
・IoTシステムにおけるIoTプラットフォームとゲートウェイの役割と機能
・IoTアプリケーションの作成方法のデモ
・具体的なIoTゲートウェイ機器毎の接続について
・IoTプラットフォームと連携するダッシュボード、AIソリューションのご案内
・IoTシステム開発におけるNode-RED活用方法

日時:

2018年4月25日(水) 15:00-17:00(14:30より受付開始)
2018年5月23日(水) 15:00-17:00(14:30より受付開始)
2018年6月20日(水) 15:00-17:00(14:30より受付開始)

場所:

株式会社アールジーン内IoTNEWSセミナー会場
東京都渋谷区渋谷2-9-11 インテリックス青山通りビル5F

費用:

無料

尚、2018年7月以降の内容については、随時インフォコーパスのホームページ上に掲載していく。また2018年8月以降には「実践IoTサマーキャンプ(仮題)」の実施も予定しているとのことだ。
近年ようやくIoTプラットフォームの重要性などがクローズアップされてきたが、まだまだ体系的にIoTの思想を学ぶ機会は少ない。IoTビジネスに課題を感じつつも、従来の技術トレーニングや講習に不安を感じている方は是非足を運んでみてはいかがだろうか。


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