株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、映像伝送、XR、ロボティクス、製造IoT分野における5Gに対応した以下の7パートナーソリューションについて受付を開始し、順次提供を開始する。
- SwipeVideo(提供:AMATELUS株式会社)
- AI温度検知ソリューション(提供:ネットワンシステムズ株式会社)
- ABALシステム(提供:株式会社ABAL)
- REFLEKT Remote(提供:スマートスケープ株式会社)
- ugo(警備仕様版)(提供:大成株式会社、Mira Robotics株式会社)
- テレワークロボット(提供:株式会社スマートロボティクス)
- UMリモート監査(提供:株式会社シナプスイノベーション)
視聴者が画面をスワイプすることで、自由に視点を切り替えながらの映像視聴を可能にするソリューションである。国際特許取得済みの技術を用い、これまで実現困難だった自由視点映像の配信を実現する。
多人数アイドルのライブにおける「推しカメラ」やサッカーのゴールシーンのマルチアングル視聴といったエンターテインメントでの活用が可能なほか、ヘアカット、医療等専門性が求められる実技を複数の角度から確認できる電子教材として、専門学校を始めとした教育現場での活用も可能だ。
オフィス等の入口で、入室者の顔認証と温度測定を実施する感染症対策の1次スクリーニング・管理が可能なソリューションである。顔認証と温度検知を同時に実施、マスク着用有無も検知可能なうえ、検知結果をコミュニケーションツールへ通知できる。価格は、初年度1,085,000円/年(税別)~、次年度以降123,000円/年(税別)~としている。
離れた人同士が同一のVR空間に入り、自由移動・体験共有ができるVRソリューションである。ボイスチャット+VR空間上にビデオとして登場することで、ヘッドマウントディスプレイを装着したユーザーは接客・アテンドが受けられる。
スマートフォンやタブレットなどでビデオ通話機能やAR技術を組み合わせ、遠隔からの作業支援を可能とするクラウドサービスだ。現場の作業者は遠隔の支援者に画面を共有しながら音声やチャット、共有画面への書き込みを通じて的確な指示を受けることができる。
リモートでの立哨警備と自動巡回ができる警備仕様のアバターロボットである。音声での施設案内、エレベーターボタンを操作してのフロア移動機能も搭載し、警備業務の負担軽減・省人化をサポートする。
簡単操作で遠隔地から「見回り」「会話」「運搬」ができるテレワーク支援ロボットである。ニーズに合わせて形状をカスタマイズでき、空間殺菌ができる「殺菌ロボット」にもカスタマイズ可能だ。
コロナ禍における移動・入場の制限により、現場に出向かずに監査を実施できる工場向けリモート監査ソリューションである。スマートフォンなどで工場内の様子を確認、監査状況を画像/動画で保存し、監査報告書も自動作成可能だ。価格は、Standardプランでは月額99,500円(税別)としており、別途初期費用がかかる。
ドコモは、2021年度末までにパートナー数を5,000社まで広げ、5Gサービスのさらなる拡大を目指すとした。
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