TIS株式会社では、今後社会実装が進むといわれるSub-6、スタンドアロン(SA)構成の5Gを活用できる検証環境を整備すべく、2020年度よりローカル5G基地局の立ち上げを進め、2021年4月に総務省よりローカル5G無線免許を取得している。
このほど、TISはその基地局を活用し、5G/ローカル5G、Wifi-6等の最新無線技術、AI、XR等の最新テクノロジーを活用し、新サービスや新技術の検証・実証実験を行う共創型ラボとテクノロジーを体験できるショールームで構成される「TIS DIGITAL Innovation Center」を開設した。
ラボは、顧客やパートナー企業、TISインテックグループ各社が利用できる、5G等のワイヤレス技術、AI・XR等の最新技術を活用した新規事業・ビジネスの実証・検証できる共創型ラボである。
今後本格的な社会実装が期待されるSub-6、スタンドアロン構成の5Gをいち早く活用できる場とするため、オフィス内にローカル5Gの基地局を設置し、ローカル5Gのインフラ環境を利用できるほか、AI、XR、IoT等といった最新デジタル技術を活用できる環境を提供する。5Gを使ったAIによる画像分析、大容量XRコンテンツのリアルタイム配信といった複数要素技術を組み合わせた研究・実証ができるラボを目指す。
また「ビジネス協創に向けたきっかけを提供し、新たな価値提供・価値創出につなげる」をコンセプトとし、事業会社・スタートアップ企業・大学等の研究機関も活用できる環境として、共創による最新デジタル技術をきっかけに新たなサービス・ソリューションの創出、社会課題の解決につながる施設にしていく。さらに、東京都「5G技術活用型開発等促進事業」にてTISが開発プロモーターとして支援するスタートアップ企業の活動拠点としても利用される。
一方、ショールームでは「最新テクノロジーにより、今よりもっと豊かになるデジタルの可能性を体験」をコンセプトに最新デジタル技術を活用した展示コンテンツを取りそろえ、最新技術を身近に体験できる場を提供する。
TISオリジナルコンテンツの他、共創パートナー企業である凸版印刷株式会社が手掛ける「IoA仮想テレポーテーション」や、東京都「5G技術活用型開発等促進事業」にてTISが開発プロモーターとして支援するスタートアップ企業のサービス・ソリューションを展示する。
ショールームでの展示コンテンツは以下の通り。
- 5G×VR「バーチャルモール」(株式会社Synamon提供 NEUTRANS)
- 5G×IoA「遠隔コミュニケーション」(凸版印刷株式会社提供 IoA仮想テレポーテーション)
- 5G×AI映像解析「AI映像解析」(株式会社フューチャースタンダード提供 SCORER)
- 「360度自由視点映像サービス」(AMATELUS株式会社提供 SwipeVideo)
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