ネットワークやクラウドなどのオンライン環境は、ビジネスにおいて欠かせないものとなっている。それに伴い発生する「つながらない、遅い」といった体感品質の低下は、あらゆる企業が経験する事象である。
NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は、ネットワークやクラウドなどオンライン環境利用時にストレスを感じることがある体感品質の低下について、原因を特定する「お客さま体感品質モニタリング・スマート」の提供を開始した。
同サービスは、NTT Comのネットワークサービスだけではなく、他社のネットワークサービスやクラウドを含めたエンド・ツー・エンドで利用者自身が品質モニタリングすることにより、部分的な品質モニタリングにとどまらず、すべての範囲で体感品質低下を招く原因を特定することができる。
また、PCにモニタリング用のソフトウェアをインストールするだけで利用できる。最低利用期間がなく、月単位の課金体系であるため、短期間での利用も可能なほか、最低契約数もないため、PC1台から導入できる。
NTT Comは今後、体感品質の低下について頻繁にストレスを感じることがある顧客を中心に、2026年度中に3,500ユーザーへの提供をめざす。また同サービスとNTT Comのマネージドサービス「X Managed」などを連携し、特定した原因の解決策提示や事象改善を行うサービスを提供していくとした。
なお、同サービスの利用価格は、初期工事費用が22,000円(税込)、月額が8,800円/ID(税込)となっている。
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