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コンテック、メッシュWi-Fi・スマートローミング機能搭載の組み込み用無線LANモジュールを新発売

株式会社コンテックは、メッシュWi-Fi及びスマートローミングの新機能を搭載した、Wi-Fi 6Eに準拠した名刺サイズの組み込み用無線LANモジュールを開発し、FLEXLAN FXシリーズ「FXE5000」として2023年2月より受注を開始する。

「FXE5000」は、イーサネット通信機能を持つ機器を、Wi-Fi対応化する名刺サイズのモジュールだ。

CPU内蔵のボードコンピュータに、Wi-Fi化に必要な無線LANドライバ、TCP/IPプロトコルスタック、暗号化/認証セキュリティの機能を実装したインテリジェントタイプで、ケーブル接続することでイーサネット通信機器をWi-Fi化することが可能だ。

また、2022年9月2日に認可された無線LANの新規格Wi-Fi 6E(IEEE 802.11ax)に準拠しており、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)、MU-MIMO(Multi-User MIMO)、Spatial Reuseが実装され、Wi-Fi 5(IEEE 801.11ac)準拠の従来製品から、通信速度が2.8倍(理論値比較)に高速化された。

さらに、多くの子局を同時に利用する場合に発生していたスループットの低下や遅延を改善。従来の2.4GHz帯、5GHz帯に加え、新たに6GHz帯が使用可能となることで電波干渉が減る。

「FXE5000」の主な特徴

メッシュWi-Fiネットワーク

1つのネットワークグループ(ESSID)を複数のアクセスポイントで網の目(メッシュ)状の通信経路で構成する、メッシュWi-Fiネットワーク機能を搭載。通信経路のどこかで障害が発生しても、自動的に最適な代替経路を確保して通信接続を維持するなど、障害に強いネットワークを構築することが可能。アクセスポイント間も無線接続で、アクセスポイントを増やすことで通信エリアを広げることができる。

コンテック、メッシュWi-Fi・スマートローミング機能搭載の組み込み用無線LANモジュールを新発売
メッシュWi-Fiネットワークの概要図

スマートローミング

通常1つの無線接続での通信を2つの無線接続(二重リンク)に拡張して通信する「デュアルステーションモード」を搭載。一方の無線接続が途切れても、もう一つの無線接続があるため、ローミング中にデータ通信が途絶えることがない。

コンテック、メッシュWi-Fi・スマートローミング機能搭載の組み込み用無線LANモジュールを新発売
スマートローミングの概要図

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