NECプラットフォームズ株式会社は、国内4キャリア(docomo・au・SoftBank・楽天モバイル)の5Gなどに対応したモバイルルータ「Aterm MR51FN」を、1月19日より発売する。(トップ画)
同時に、Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax、以下11ax)に対応した5ストリームのWi-Fiホームルータ「Aterm WX4200D5」を、2022年1月26日より発売することを発表した。
「Aterm MR51FN」は、5Gサービスと国内4キャリア、海外170以上の国・地域のバンド(通信帯域)に対応しており、利用用途に応じた通信サービスを選択可能なモバイルルータだ。
サイズは横約128mm、縦65mm、厚さ14.5mmとコンパクトで、連続通信は約8時間だ。
また、SIMカードを挿入して電源を入れることでインターネット接続が可能な「5G/4Gオート接続機能」を備えており、国内30以上の通信サービスに対して、事前のAPN設定が不要で利用開始することができる。
別売の専用クレードルにセットすることで、自宅内における回線工事不要のホームルータとして利用することができる。また、イーサネットポートを1ポート搭載しており、有線LAN通信も可能だ。
「Aterm WX4200D5」は、Wi-Fi 6(11ax)に対応し、通信帯域を分割して同時に複数台の端末へデータを送信できる「OFDMA」や、複数アンテナを活用したビームフォーミング制御により複数端末との同時通信を実現する「MU-MIMO」などの機能を備えている。(端末対応時)

また、メッシュ中継機能に対応しており、通信エリアを拡大することが可能。新商品を加え、Wi-Fi 6(11ax)対応ホームルータのラインナップを6機種に強化している。
さらに、スマートフォン・タブレット向けアプリ「Aterm ホームネットワークリンク」を利用することで、インターネット経由での操作が可能。無線設定や再起動など、利用中に必要なメンテナンスや、接続した端末の一覧や接続履歴の表示といったネットワークの可視化を行うことができる。
なお、2022年1月中にWi-Fiの電波状況をヒートマップで表示する機能を追加する予定だ。これにより、Wi-Fiの電波が届きにくい場所が把握できる。
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