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通信 > 東芝インフラシステムズ、ローカル5G対応分散型アンテナシステム「東芝ローカル5G DAS」を販売開始
ローカル5Gは、高速・大容量・低遅延・多接続といった5G無線の特徴に加え、特定のエリア・用途で事業者が独自に構築・運営できるという自営無線ならではの柔軟なエリア設計が実現できる特徴があり、工場やプラント、ビル施設など様々な領域での活躍が期待されている。
一方で、工場や屋内等でのローカル5Gエリア構築では、障害物などの電波遮蔽や、敷地外への電波漏洩といった課題があり、対策のために複数の基地局無線機を設置することで導入コストの増大も課題となっている。
東芝インフラシステムズ株式会社は、ローカル5Gに対応した分散型アンテナシステム「東芝ローカル5G DAS」を商用化し、販売を開始した。なお、出荷は12月の予定としている。
DAS(Distributed Antenna System)は、基地局から届く電波を光ケーブルによって分配する事で通信できるエリアを拡張するシステムで、基地局の無線信号を受け取る親機とアンテナを接続する子機、および親機と子機間の信号を分配する中継器で構成されている。
親機(MU)
中継器(HU)
子機(RU)
DASを活用することで、電波不感や漏洩といった課題を解消し柔軟なエリア構築を実現できるだけでなく、基地局機器の数を減らすことでコストを抑えることもできる。また、DASのカバーエリア内でローカル5Gの端末が移動する際、ハンドオーバー(端末が接続する基地局を切り替えること)が発生しないことで、端末の安定動作も実現する。
今後東芝インフラシステムズは、ローカル5Gビジネスの更なる強化に向け、DASの製品販売に加えてローカル5Gのエリア設計や免許申請支援、工事まで含めたエンジニアリングサービスの提供や、ローカル5Gの普及展開を阻むもう一つの要因であるユースケースの共創について、必要となる新たなネットワーク技術の開発に取り組むとしている。
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