ノキアは、株式会社オプテージがノキアのソリューションを活用して、対称型25Gパッシブ光ネットワーク(PON)サービスの実証実験を日本・アジア太平洋地域で行うことを発表した。
ノキアの25G PONソリューションは、オプテージの顧客に、メタバース、クラウドゲーム、ビジネスサービスなどで活用するブロードバンドサービスを提供する。
この実証実験は、オプテージが2024年度中に開始し、今後商用化を予定している25G PONベースのサービスの準備段階として実施される。
ノキアのソリューションは、Quillionチップセットがベースとなり、通信事業者は同一の光ファイバ上で複数のPONテクノロジーを同時に使用できる。
オプテージの代表取締役社長である名部正彦氏は、「新しい技術を常に探し、サービスを強化している。ノキアとの実証実験は、加入者に最高のサービスを提供するという当社の取り組みを改めて示すものだ。ノキアの25G PONソリューションを導入すれば、日本で最速かつ最も信頼性の高い対称型ブロードバンドサービスを顧客に提供できると確信している」と語った。
また、ノキアソリューションズ&ネットワークス合同会社の代表執行役員社長である加茂下哲夫氏は、「弊社の25G PONソリューションを採用すれば、オプテージのような通信事業者は、既存の光ファイバネットワークを最大限に活用して超高速ブロードバンドアクセスを提供できる。
導入後は、卓越したネットワークパフォーマンスを確保しながら、光ファイバネットワークを迅速に拡張でき、ユーザーの日々増えていく通信容量のニーズに対応することができる」と述べている。
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