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通信 > ソフトバンク、WPT技術の実用化を目指しワイヤレス電力伝送ラボを開設
ソフトバンク株式会社は、ワイヤレス電力伝送(Wireless Power Transfer:以下、WPT)の技術を、商用環境で検証できる施設「ワイヤレス電力伝送ラボ」(以下、WPTラボ)を2023年12月に開設したことを発表した。
「WPTラボ」の主な設備は、920MHz帯のWPT局(WPT送電装置)で、サービスとしては、WPTの商用環境、ストラップ型受電装置と温湿度センサ、各種測定装置などの貸し出し、WPTに関する技術支援などがある。
「WPTラボ」で現在検証中の取り組みとしては、ソフトバンクとパナソニックホールディングス株式会社が共同で開発した、ストラップ型受電装置と温湿度センサの検証を進めている。
また、この装置とセンサを活用した会議室内の環境測定システムの検証を実施し、バッテリーレスで温湿度データの取得に成功したのだという。
まずは、ソフトバンクやパートナー企業が開発中の装置やシステムの検証で「WPTラボ」を活用し、設備の環境の充実化や運用体制の構築を進め、2024年度中を目標に、様々な企業・団体が気軽に活用できるオープンラボとして運用を開始する予定だ。
また、さまざまなWPTのシステムや機器に対応した、WPTの送受電を一元的に制御・管理できるプラットフォームの社会実装へ向けて取り組みを進める計画だ。
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