日立ソリューションズ、ネットワーク障害の影響範囲を従業員が利用するデバイス上に表示するサービスを提供開始

株式会社日立ソリューションズは、企業内ネットワークや広域ネットワークのアクセス状況を監視・分析し、障害の発生箇所や影響範囲をリアルタイムで表示する「ネットワークパス自己監視サービス」を、2025年2月5日から提供を開始すると発表した。

同サービスは、企業内ネットワークや広域ネットワークのアクセス状況を可視化・監視するクラウドサービス「Cisco ThousandEyes」を活用して、ネットワーク構成やアクセス経路のオブザーバビリティ情報を収集・分析し、障害発生状況を従業員が利用するPCやモバイルデバイスなど表示するというものだ。

また、ネットワークの障害を検知すると同時に、アプリケーションやクラウドサービスの通信品質を自動評価し、社内や専用ポータル上に表示する。

さらに、ITの専門家向けの情報の中から従業員にとって必要な情報を抽出し、障害の発生範囲を可視化する。

日立ソリューションズ、ネットワーク障害の影響範囲を従業員が利用するデバイス上に表示するサービスを提供開始
「ネットワークパス自己監視サービス」の適用効果

ポータル画面上には、複数システムの通信品質を一覧表示し、対象のシステムを利用する前に異常有無を確認することができる。

詳細画面では、単一の対象システムへのアクセス状況を可視化し、障害個所が自PCのネットワークなのか、社内ネットワークなのかを判断することが可能だ。

日立ソリューションズ、ネットワーク障害の影響範囲を従業員が利用するデバイス上に表示するサービスを提供開始
「ネットワークパス自己監視サービス」の画面イメージ

万が一つながりにくい状況が発生した場合には、情報システム部門が従業員に対して対処法や対応状況などを通知することができる。

なお、日立ソリューションズは、2020年より「Cisco ThousandEyes」の導入支援やトレーニング、技術サポートを提供しており、今回、ITサポート部門向けの情報を一般従業員にも伝えることを目的に、「ネットワークパス自己監視サービス」として新たに提供する形だ。

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