セコム株式会社は、重要施設等に侵入したドローンを検知する新システム「セコム・ドローン検知システム」を販売開始する。
「セコム・ドローン検知システム」は、セコムが長年培ってきた画像技術やセンシング技術を用い、複数の検知方法で24時間365日切れ目なく、 侵入したドローンの迅速かつ正確な検知を実現する。
近年、ドローンは航空撮影や災害時の調査、物資の配送などさまざまな分野での活用が期待されている。
一方、各種施設や、多くの人が集まるイベント会場などでの落下事故等も発生しており、今後、ドローンを悪用した犯罪の危険性も懸念されている。
このような事態に対応するため、セコムでは、重要施設等に侵入したドローンを自動的に検知し、リアルタイムにカメラで追跡、異常を通知する「セコム・ドローン検知システム」のサービスを開始する。
同システムは、カメラ等を搭載可能な一般的に普及しているドローン(※)が、監視対象の半径100メートル以内の距離に接近してきた際、レーダーで自動的に検知して侵入と判断し、監視卓に飛行物体の方向と距離を表示。
同時に、3D指向性マイクがレーダーで検知した方向の音を集音するとともに、レーダーに連 動した近赤外照明付高速パンチルトズームカメラが飛行物体を自動で追跡し、ライブ映像を監視卓に表示する。
監視者はレーダー検知、音、カメラ画像によ り、より早く正確にドローンの飛来を知ることができる。
※直径約50cmのドローン
セコム・ドローン検知システム」は、侵入してきたドローンを早期に発見し、早期対処を支援するサービスだ。特に、重要施設や大規模なイベントを開催す る競技場等におけるセキュリティ対策として活用可能だ。
【「セコム・ドローン検知システム」使用機器】
【「セコム・ドローン検知システム」の利用イメージ】
【監視卓の映像】
【価格】
1システム※ 4,000万円(税別)~(工事料金、保守料金は別途。設置場所等に応じて個別見積)
※レーダー、3D指向性マイク、近赤外照明付高速パンチルトズームカメラ、監視卓の標準プラン
イベント等での短期利用は個別見積
【関連リンク】
・セコム(SECOM)
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