三井不動産レジデンシャル株式会社とパナソニック株式会社が代表幹事を務めるFujisawa SST協議会は、2017年9月に新たな商品開発やサービスの提供を目的として、宿泊体験可能なモデルハウス「Future Co-Creation FINECOURT」を開設し、累計21組に宿泊体験を行った。
このほど、宿泊可能なモデルハウスの第2弾として、神奈川県藤沢市にあるFujisawaサスティナブル・スマートタウン(以下、Fujisawa SST)内に健康と美容を追求したライフスタイルを宿泊体験できるモデルハウス「Future Co- Creation FINECOURT2」を新設し、2月1日からオープンする。
「住めば自ずと美しくなれる家」をコンセプトに、三井不動産レジデンシャル、パナソニック、東京ガス、三井物産、カルチュア・コンビニエンス・クラブ、東日本電信電話等のFujisawa SST協議会のパートナー企業やグループ企業が協業し、オープンイノベーションによるサービスやAI・IoT技術を組み合わせて健康・美容を追求したライフスタイルを提案する。
同モデルハウスでは、自宅のエネルギーを見える化し、照明や電動窓シャッターなどの設備や空調環境機器をコントロールするスマートHEMSのシステムとスマートスピーカーを連携して、帰宅時や外出時、就寝時などのシーン別に複数機器の一括制御を行う。「おはよう」と話すと、照明やエアコンの電源が一括でオンになり、シャッターが開くなど、利用者の好みに合わせた快適な住環境を声だけで実現する。
寝室には、ベッドのマットレスの下に睡眠センサーを設け、睡眠中の寝返りを計測。寝返りの状態をもとに主寝室の明るさ、温度、音を自動でコントロールすることで快適な睡眠環境を実現している。
洗面鏡にはパナソニックが開発した「スノービューティミラー」が設置され、最新の肌センシング機能(※1)で、しわや毛穴、見えないシミといった肌の状態をチェックできる。バーチャルメイク機能では、複数のメイクパターンを試すことも可能だ。
東日本電信電話とプランティオが検討している、カメラとセンサーで収集した情報に基づき、AIクラウドが状況に合った最適な栽培方法をアドバイスするIoT技術を搭載したプランターを室内に試行設置。初心者でも簡単に野菜やくだものを育てられることに加え、野菜に関する情報発信等を行うことで、美しくなるための食生活をサポートする。
ストレス軽減の効果があるハイレゾリューション音源を「Ambient Media Player(※2)」で提供。絵画の額縁のようなディスプレイと人間の可聴範囲を超えた高周波成分を含む音源で、その空間で過ごすだけでストレス軽減を促すリビングダイニングを提案している。
今後、2月16日から7月28日までの期間で、Fujisawa SSTの住宅購入検討者を対象とした宿泊体験を提供する。
※1 医師の知見、顔検知技術等を複合的に活用し、人の肌状態を非接触でセンシングできる技術。照明が一様ではない実使用環境下においても安定的な検知を実現し、検知には、紫外光を使わず、安全な可視光のみを使用している。
※2 Ambient Media Player:絵画を飾るように映像を飾ることで、時間と空間を彩る、新しいインテリアのかたち。豊かな表現の4K高解像度映像に加え、空間を豊かにする4スピーカーによりハイレゾ音源の再生が可能。
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