メリテックは、自社製品である「Centra-IoT」プラットフォームと韓国センサーメーカHidea Solutions社製「LivOn」デバイスとの一体化によりシルバーケアクラウドサービスの提供開始を発表した。
日本を始めとする先進各国が高齢化社会に突入していく中、介護分野のためのIT技術に対する期待が高まっている。Hidea社のセンサ技術とメリテックのIoTプラットフォームの一体化により、遠隔における一人暮らしや介護が必要な高齢者の日常生活の状況把握や、緊急事態発生時に保護者または介護者へリアルタイムに連絡ができるシルバーケアクラウドサービスを提供する。
Hidea社が提供する「LivOnシルバーケアソリューション」には、テレケアベースユニット、救護必要時に高齢者がすぐにコールできるデジタルリストバンド、行動検知器、及び火災・ガス検知器の機能が備わっており、さらに、Wi-Fi、ZigBee、Bluetoothと接続できるので、ワイヤレスカメラ及び高解像度ライブビデオとリンク、その他多くのヘルスケアセンサや機器とも互換性があるという。
今回のサービス提供について両社は以下のように述べている。
株式会社メリテック 代表取締役ハリッシュ サチデバ氏
「メリテックのCentra-IoTプラットフォームの多彩な機能や柔軟性は、ヘルスケア、教育、自動車業界のアプリでも証明されています。世界最速のLTEをベースとしたHidea社のテレケア機器と弊社のCentra-IoTがリンクすることで、介護者、非介護者にこれまでにはなかった価値をご提供いたします。メリテックは今後もソフトウエア技術を通じて豊かなモバイルクラウド社会の実現に貢献してまいります。」
Hidea Solutions Dr. Seungyoup Lee氏
「Centra-IoTが他のデバイスとリンクする素早さ、豊富な機能に感銘を受けました。業界をリードする弊社の LivOnデバイスがCentra-IoTと一体化すれば、高齢者や障がい者のニーズに介護者が積極的に対応できると信じています。」
【関連リンク】
株式会社メリテック
Hidea Solutions Co., Ltd.
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1975年生まれ。株式会社アールジーン 取締役 / チーフコンサルタント。おサイフケータイの登場より数々のおサイフケータイのサービスの立ち上げに携わる。2005年に株式会社アールジーンを創業後は、AIを活用した医療関連サービス、BtoBtoC向け人工知能エンジン事業、事業会社のDXに関する事業立ち上げ支援やアドバイス、既存事業の業務プロセスを可視化、DXを支援するコンサルテーションを行っている。