三菱地所株式会社、株式会社LIXIL、mui Lab株式会社の3社は、スマートホーム事業領域での提携に向けた基本合意書を締結した。
今後、三菱地所が開発した総合スマートホームサービス「HOMETACT(ホームタクト)」にLIXILが提供するIoTホームリンク「Life Assist 2」のホームデバイスが新たな連携機器として加わり、ホームデバイスがサポートする製品やECHONET Lite機器の操作・制御にHOMETACTも順次対応していく。
今回、HOMETACTとLIXILのクラウド間連携(API連携)により、HOMETACT側でもホームデバイスを介した同様の機器制御が可能となる。HOMETACTは従来の機器メーカとのクラウド間連携(API連携)に加え、ECHONET Lite規格を活用した機器接続にも対応したハイブリッド型のIoTプラットフォームとなる。
また、スマート分電盤等と連携したエネルギーマネジメント機能(HEMS)も新たに実装予定だ。
さらに、今後のHOMETACTの追加機能開発やアプリケーションのUI設計においては、mui Labが提唱する「カーム・テクノロジー」の理念を応用した「カームUI」の設計アプローチを取り入れたインターフェースや、節電Tips(助言・ヒント)の発信などにより、生活者の省エネ行動の習慣化促進につながる仕掛けも実装していくとしている。
なお、3社の取り組みについては、2022年12月5日〜7日に東京ビッグサイトで開催される「第5回スマートハウスEXPO東京展」の三菱地所ブースにて紹介予定だ。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。