株式会社おきでんCplusCとnami Pte. Ltd.は、namiが開発・提供するスマートプラグ型のWiFiセンサおよびWiDARセンサを活用し、日本全国に展開する「やさしいみまもり」事業に関する業務提携を発表した。
namiは、シンガポールに本社を置く、世界標準規格Matter準拠のIoT機器・ソフトウェア開発ベンチャーだ。
おきでんCplusCは、沖縄電力と株式会社インスパイア・インベストメント、ジャパンインテグレーション株式会社による合弁会社として2021年に設立された会社だ。
OriginWireless社(以下、OW)のWiFiセンシング技術を活用し、沖縄県内の14市町村(県内在住高齢者70%以上をカバー)にて、社会実証「やさしいみまもり」を実施している。
この技術は、アメリカ合衆国に本部を置く電気・情報工学分野の学術研究団体・技術標準化機関であるIEEE(アイ・トリプル・イー)が、2024年中に「IEEE 802.11bf」として技術標準化がされる予定だ。
namiがOWと資本業務提携をしていることから、2023年4月、沖縄電力とおきでんCplusC、namiの3社は、namiが開発・提供する世界標準規格搭載のIoT機器・ソフトウェアを活用した事業分野での協業・連携を締結した。
覚書締結後、おきでんCplusCはnamiが開発・提供するスマートプラグ型WiFiセンサ(活動検知)およびWiDARセンサ(睡眠検知)を活用した社内実証を成功させ、今回の業務提携契約締結に至ったのだという。
今回の業務提携により、マイクやカメラやウェアラブルを使用せずに、活動や睡眠を検知するプライバシーに配慮した「やさしいみまもり」を、沖縄から日本全国の自治体に提供するとしている。

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