akubelaは、自社のスマートインターフォンブランド「Akuvox」と連動するIoT製品「akubelaスマート賃貸住宅ソリューション」の提供を開始する。
「akubelaスマート賃貸住宅ソリューション」は、エントランス、専有部・住戸内、管理会社・管理室における、3つの統合システムで構成されている。
エントランスには、スマートインターフォン・集合玄関機を設置し、専有部・住戸内には、家庭用コントロールパネル(リビング用・寝室用)、スマートインターフォン・玄関子機、センサ、赤外線リモコン、スマートロックご入居者様APP、家主用APPを提供する。
管理会社・管理室には、クラウドプラットフォーム、管理者電話、管理者用APPを提供する。
これにより、各住戸内のホームコントロールパネルが、様々なセキュリティセンサ(煙、ガス、一酸化炭素、ドア/窓、モーション、漏水などを含む)と連動し、異常を検知する。潜在的なセキュリティ脅威を検知した場合は、入居者のスマートフォンとクラウドプラットフォームに警報が通知される。
また、内蔵の温度センサを使用して、住居内の温度を検知する。一定の温度になると、自動で扇風機やエアコンをオン・オフする。
さらに、内蔵のエネルギー消費モニタリング機能により、住居の電力使用量を検知することが可能だ。電力使用量が許容範囲を超えるリスクがある場合、パネルは照明の明るさを下げるなど、関連する電力使用量を自動的に調整する。

他にも、「Akuvox」のインターフォンとスマートロックを連携し、入居希望者の都合に合わせて内見するという利用シーンが挙げられている。予約日時に、管理会社は遠隔操作で一時的キー(QRコードや暗証番号)を発行し、賃貸管理会社の担当者が同行せずに、非対面での接客対応ができる。
管理者はクラウドプラットフォーム上で「リセット」ボタンをクリックすることで、前入居者のデータを削除し、新入居者の情報を登録することが可能だ。
加えて、管理者用クラウドサービスは、解錠許可管理、解錠履歴の閲覧などの一連のオートロック解錠管理をオンラインで可能にしている。
なお、プラットフォームアプリ「Belahome」を活用することで、多様なセンサや照明スイッチ、カーテンレールなど、さまざまなスマートホームデバイスやAkuvoxインターフォン機能を、まとめて遠隔管理・操作できる。
管理権限が異なるだけで入居者も家主も利用することができる。また、ユーザーのニーズに合わせて、さまざまなスマートホーム機器を追加可能だ。
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