三菱地所株式会社とmui Lab株式会社は、三菱地所が開発した総合スマートホームサービス「HOMETACT(ホームタクト)」の共同開発を通じ、「HOMETACT Energy Window」の提供を開始したことを発表した。
「HOMETACT Energy Window」では、HOMETACTアプリから、家庭内の電気・ガス・水道の使用量、太陽光発電の発電量や蓄電池の残量などエネルギー状況を確認することができる。
また、回路(系統)毎に計測できるスマート分電盤の機能を活かして、全体の買電や売電量に加え、冷暖房設備やエコキュートなどの個別接続された機器の電力量も確認することが可能だ。
時間単位や日・月単位でのグラフ表示切り替え、回路毎にユーザ側で名称設定・変更が可能な機能なども盛り込み、利用者がアプリ内でのエネルギー管理や利用状況に応じた節電行動につなげやすい環境を構築している。

さらに、エネルギー(電気)目標の設定機能により、利用者は設定した目標に対する進捗や当月末までの使用量予測を確認することができる。アプリの中の窓から見える自然の景色が、利用者のエネルギー利用状況に応じて変化する独自のアプローチも採用している。
他にも、電気料金プランの登録により、電気使用量を円単位で表示する「電力プラン入力機能」や、設定目標に対する進捗を週初めに通知する「お知らせ機能」、ZEH補助金の申請や使用状況の分析等に活用できる「CSVデータ出力機能」などの機能を提供している。
今後、三菱地所とmui Labは、HOMETACTエコシステムの拡大とともに、「HOMETACT Energy Window」の継続したアップデートに取り組むとしている。
なお、今回の取り組みについては、2023年12月13日~15日に東京ビッグサイトで開催される「第6回スマートハウスEXPO東京展」の三菱地所ブースにて紹介予定だ。
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