三菱地所株式会社は、同社の総合スマートホームサービス「HOMETACT」と、DXYZ株式会社の顔認証プラットフォーム「FreeiD」のパッケージ化と共同販売を2024年4月23日から開始した。
「HOMETACT」は、スマホアプリやスマートスピーカーを使って、住設機器・家電などのIoT機器を一括で操作・管理できる総合スマートホームサービスだ。
一方、DXYZの「FreeiD」は、1度の顔登録で日常生活の様々な行動(「入退」「本人確認」「決済」等)を顔認証でつなぐプラットフォームだ。
また、集合住宅向けに提供している「FreeiDマンション」ソリューションでは、エントランス、エレベータなどの共有部から各専有部まで、鍵が一切いらない「オール顔認証マンション」を展開している。
両社はこれまでにも、「HOMETACT」から登録したユーザ情報と「FreeiD」から登録した顔情報を連携し、「HOMETACT」の利用者が「FreeiD」の利用を開始できるようしていた。
また、「HOMETACT」と「FreeiD」は、「HOMETACT」の管理ポータル機能「TACTBASE」で、入居者情報を一元管理できるシステム連携を通じた管理運用を実現しており、三菱地所レジデンス株式会社やプロパティエージェント株式会社の賃貸マンション・分譲マンションにて、サービス同時採用実績を拡大している。
今回、「HOMETACT」と「FreeiD」をパッケージ化し、「HOMETACT」での家の中の管理と、「FreeiD」で家の外の利便性を向上させる。また、このパッケージは特別料金プランが用意されているとのことだ。
三菱地所とDXYZは、今後も「HOMETACT」と「FreeiD」によるサービス開発を共同で推進していくとしている。
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