三菱地所ホーム株式会社は、三菱地所株式会社が提供する総合スマートホームサービス「HOMETACT(ホームタクト)」を搭載したスマートホームの販売を本格始動すると発表した。
「HOMETACT」は、三菱地所が開発した、一つのスマホアプリやスマートスピーカーを使い、空調・TV・照明・カーテンといった様々なメーカの設備機器や家電を一斉にコントロールすることができるスマートホームサービスだ。
オープンプラットフォームで、可能対応機器が広域で設定可能なほか、エネルギーマネジメント機能「HOMETACT Energy Window」や、管理ポータル機能「TACTBASE」による管理が可能だ。
今回、全館空調システム「エアロテック」と「HOMETACT」を連携をさせ、新築注文住宅でのスマートホームの販売を、2024年4月より本格的に開始した。
これにより、冷暖房費が可視化されるほか、「HOMETACT」の特長のひとつである「シーン」機能を活用することで、「エアロテック」を音声操作できることが可能となった。
また、「HOMETACT」を搭載したスマートホームの販売にあわせ、東京都港区のモデルハウス「ORDER GRAN赤坂」をIoT住宅にリニューアルし、新築注文住宅を検討の顧客を対象に、2024年4月より宿泊体験を開始した。
「ORDER GRAN赤坂」では、スマートフォンで玄関ドアの施錠・解錠が可能なほか、家中の照明・電気・カーテン・給湯機・家電もスマートフォンから操作することができる。
さらに、2023年10月にオープンした「三菱地所のリフォーム」KIGOCOCHIショールームにおいては、より多くの機器を「HOMETACT」と連携し、機能のアップデートを実施した。今後も、KIGOCOCHIショールームでは連携機器を追加していくとのことだ。
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