アプリックスIPホールディングス株式会社は、家電製品や生活用品への組み込み用に提供している「お知らせビーコン®」が、大手電気通信事業者KDDI株式会社が発売するIoT製品「ゴミ箱」および「傘立て」※に採用されたことを発表した。
※「お知らせビーコン」を株式会社FOXへ提供し、KDDI社のIoT製品として採用。
アプリックスの「お知らせビーコン」が内蔵された、KDDI社から発売されるIoT製品「ゴミ箱」は、利用者がスマートフォンを持ってゴミ箱に近づくと、収集予定のゴミの種別を製品本体のLED発光(赤なら可燃ゴミ、青なら不燃ゴミ、緑なら資源ゴミなど)でお知らせすると同時に、スマートフォンにもゴミ収集に関する詳細情報の通知が届く。
「傘立て」でも同様に、インターネット上で該当する情報を検索し、傘が必要かどうかを製品本体のLED発光でお知らせすると同時に、スマートフォンにも天気に関する詳細情報が通知される。
従来のM2M技術を搭載したスマート家電などでは、スマートフォンを遠隔操作するリモコン代わり程度の機能や、消費電力の表示などしか実現できておらず、操作の煩雑さや利便性の低さがコスト増に見合わず普及の妨げとなっていた。
しかし、これからのIoT(Internet of Things)製品では、インターネットから得られる膨大な情報を活用して、家電製品が生活を便利にする情報をジャストインタイムで提供することにより、飛躍的に利便性が上がった。
さらに、アプリックスの「お知らせビーコン」の技術により、機器に近づくだけで機器が自動的に動作を開始し、生活を便利にする情報を即時に提供することが可能になっただけでなく、わざわざアプリを探さなくても自動的に起動するなど、老若男女誰でも使える手軽で簡単な使い勝手を実現した。
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