建ロボテック、鉄筋結束ロボットに活用する全自動鉄筋結束システム「DUO」を開発

建ロボテック株式会社は、鉄筋工事における結束作業を自動化する協働ロボット「鉄筋結束トモロボ」(以下、トモロボ)を提供している

そうした中、「トモロボ」の利用時に人が関わっていたレーンチェンジなどを、自動で行う全自動鉄筋結束システム「DUO」を開発した。

また、新たに鉄筋結束「トモロボ」が、コンクリート面から鉄筋までの距離「かぶり」に、30㎜以上対応可能となり、これまで対応できなかった現場で「トモロボ」を利用することができるようになった。

なお、かぶり30㎜への対応は、「トモロボ」に取り付けできるアタッチメントを装着することで、対応かぶりを50㎜から30㎜に変更することができる。

「DUO」は、「トモロボ」が鉄筋端部に達した時に人が行っていたレーンチェンジを代わりに行う「オペロボ」と、人の代わりに結束作業を行う「トモロボ」を、通信連携によって自動作業を行う、専用の無人結束システムだ。

「トモロボ」と「オペロボ」を通信連携することで、2つのロボットが自動で連携し、「オペロボ」は「トモロボ」が来るレーンの列に移動して、「トモロボ」が来るまで待機し、「トモロボ」が到着すると次のレーンチェンジをするという繰り返しの作業を自動で行う。

建ロボテック、鉄筋結束ロボットに活用する全自動鉄筋結束システム「DUO」を開発
「オペロボ」と「トモロボ」が連携している様子

また、「DUO」はオペロボ1台の片側のみでレーンチェンジを行うことができる。

そのため、「オペロボ」がいない反対側は、「トモロボ」が結束してほしい作業領域を、人が設定できる仕組みになっている。

ここまで結束してほしいという箇所で、ブロック置くorバンパーセンサを蹴ることで作業領域がセットされ、2列目以降「トモロボ」は、セットされた箇所まで結束して同列を引き返す往復移動を繰り返しながら、片側の「オペロボ」でレーンチェンジをして、自動で設定された作業領域の結束を行う。

なお、「DUO」の操作は、スマートフォンを使用した専用アプリで行うことが可能だ。

建ロボテック、鉄筋結束ロボットに活用する全自動鉄筋結束システム「DUO」を開発
「DUO」と人が協業している様子

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